11の運勢リズム(命~親)

宿曜では運気を安・壊・栄・親・友・衰・危・成・業・胎・命11個の漢字を使って表し、それらの運気は月の運行とあわせて1日ごとに巡っていきます。
まず自分の本命宿にあたる宿に月が位置する日が「命」です。そこから始め下記の順番になります。

命→栄→衰→安→危→成→壊→友→親(活動期)
→業→栄→衰→安→危→成→壊→(魔のウイーク)
友→親→胎→栄→衰→安→危→成→壊→友→親(転換期)

27日間で命・業・胎は1度しかないのに対し、栄・衰・安・危・成・壊・友・親は3度巡ってきます。

「命」の日

ツインソウルとも呼ばれる「命」の関係は強い絆を生み出します。

『活動期現世のサイクル」の最初の日。自分の我が強く出やすい日です。判断力が鈍っているので、お金に関すること、人間関係は特に注意が必要です。この日に何かを始めたり、決断したことは後に大きな影響を及ぼすので、悔やむことがないように、何事も慎重に考えて答えを導き出しましょう。アクシデントが生じて、やみくもに動かず一旦立ち止まって考えます。ハイヤーセルフに意識を向ければ、今、起こっている出来事の本当の意味が理解でき、意外な発見を得られるかも。

「命」の相手は自分と同じような特徴を持っていますが、それは長所や短所も同じということができます。
そのため相手が考えていることが分かってしまったり、相手の短所を見て自己嫌悪のような感情に陥ってしまったりということも考えられます。そのため単に仲良くなるということだけでなく、嫌悪感を持ってしまうことも。
また、悪い面や欠点同士がぶつかってしまうと、ケンカになるだけでなく、必要以上にトラブルが大きくなり精神的に消耗してしまうことも考えられます。
これが他の相性であれば、離れてしまうことも可能ですが「命」は強い運命で結ばれた相手。離れたくても離れられないという可能性も生まれてしまいます。

「命」の関係にある相手とは不思議とひかれあってしまうもの。そのため、一目惚れや、出会った途端に恋に落ちてしまうことも少なくありません。
もし相手と恋愛関係になった場合、非常に熱烈な恋愛になることでしょう。すでに相手に恋人がいたり、パートナーがいたりという場合でも、それを乗り越え、どんなことがあっても一緒になろうとするのが「命」の恋愛関係の特徴です。
その上、「命」は同じ性質を持った人間同士。考え方や価値観、好き嫌いなどにも共通することが多いため、お互いの考えていることが手に取るように分かるため、ソウルメイトやツインソウルのような感情を持つかもしれません。
ただし、気を付けなければならないことは、短所や欠点も同じだということ。
他の関係であれば「他人だから仕方がない」とあきらめることもできますが、「命」の場合には鏡を見ているような気分になって、相手に複雑な感情を抱いてしまうこともあります。

「命」同士の結婚は、上手く行くこともありますが、逆に泥沼の離婚になってしまうこともあります。
もし二人とも温和で平和的な性格であれば、結婚生活にも問題はありません。お互いの気持ちがよく分かるため、相手の不得意な部分を補い合ったり、困っているときには助け合ったりと、理想的な夫婦関係を築くことができるでしょう。
問題は、双方の性格が気が強く、主張も激しい場合。こういった人たちが結婚すると、ことあるごとに衝突してしまいます。さらにお互いの意見に耳を貸さないときには言い合いがエスカレート、必要以上に激しいケンカとなってしまう可能性があります。
さらに、離婚しようとしても「命」の関係は非常に結びつきが強いため、円満に離婚することは非常に困難。
お互いに傷付けあってしまいながらも別れることができないなど、非常に不幸な関係になってしまうことも考えられます。

「業」の日

「積極的に行動を起こしてもよい日です
魔のウィーク 前世のサイクル」の最初の日。とりわけ仕事運は良好ですが、それ以外は凶となります。あなたのカルマが色濃く露呈され、前世での因縁が生じやすく、宿命的なことが必然的に廻ってくる日です。何かと予断が許せない日。堆積した案件を一気に片付ければ、この後に続く魔のウィークの働きが軽減されるでしょう。

【宿曜占星術:凌犯期間の業は、前世の力を宿せる大吉日】
・宿曜占星術の凌犯期間(七曜凌逼)の業は、前世の力が強まる分、自身の実力は思うように発揮できなくなることも。
・おすすめの過ごし方:小さなチャンスを逃さないよう、アンテナを張るようにする。危険には近づかない。
・注意が必要な事:仕事のトラブルが起きやすい日でもあるため、対処を誤ると地位や名誉を失いかねない。

「胎」の日

運気が不安定なため、慎重に過ごしたほうがよいでしょう
「転換期 来世のサイクル」の3日目の日、未来に関わる運命的な出来事が多い日です。運気は不安定ですが、新しい目標を掲げることは吉となります。ガイドの言葉に耳を傾けて、未来の夢やビジョンを思い描きましょう。自分の進むべき道に向かって準備を怠らないことが大事。「命」の日と同じく因縁が生じやすく、あとで大きな意味を持つことになるので慎重な行動を心がけて。
この日の運気は非常に因縁深いものとなります。この日は、あなたが汚名を着せられる日であり、言い訳ができないような事件が起こります。
毎回、起こるとは限りませんが、いずれにしても慎重を期さねばならない日です。ツケを払わされる運気
新しいことに夢中になりやすい日。
・愛情面は意中の人と何か始めてみましょう。
・仕事面はアイデアや新しい発想に恵まれるが大胆な行動は避けたほうが得策です。
・健康面は不調。栄養補給やリフレッシュを心がけてください。

「栄」の日

新しいことを始める日として向いています
吉祥をもたらす日。仕事・恋愛・結婚運ともに上昇。運気が確実にレベルアップする日であり積極的な行動がカギとなります。
何かを生み出す力に恵まれた日なので、躊躇せず大胆に動き果敢にチャレンジすることであなたの生き方の幅が拡大していくでしょう。そして、ワクワクすることに夢中になれば運が味方をしてくれる日です。
※但し、魔のウィーク「栄」の日は、よからぬことが栄える危険性があるので注意が必要。

「衰」の日

体調を崩しやすく、物事を始めるには向いていません
健康運・金運が下降となり、自暴自棄や不信感といったネガティブな思考に陥りやすい日です。物事のスタートには不向きで、進もうとすると見えない何かに邪魔立てされてしまうような、魔が入り込んだり、魔が差すようなことが起こります。人間関係や金銭トラブルに注意が必要です。災難回避として、結果や見返りを期待せずに身の周りの整理整頓や次の計画の準備など調整力を働かせましょう。
※但し、魔のウィーク「衰」の日は本来凶運がさらに増幅する可能性があるので注意が必要。

「安」の日

平穏に過ごせます
変化があっても安定する日のため、引っ越しなどにも向いています
何かに守られているような日です。旅行・移動・引越し・金運は大吉。安定・定着がキーワードなので、移転届や相続関連の話し合いにも最適な日です。お金を動かすには最適な日なので預貯金や保険関連のプラン変更も吉。心も身体も安定しているので潜在能力や直感力が冴えわたり、自然体で自分の能力を発揮することができるでしょう。また、散歩やサイクリング、ドライブといった移動にかかわるアクションは、すべて開運に導かれます。ゆったりと情緒的に「安」の日を楽しみましょう。
※但し、魔のウィーク「安」の日は、不安や不安定が凶運となるので、移動やお金に関しては注意が必要。

「危」の日

危険が伴う日のため、気を付けて行動しましょう
吉にも凶にもなる混合の日です。とくに仕事運は吉ですが、それ以外は注意が必要。色ごとのトラブルや、突発的なアクシデントも多く事故やケガに注意が必要です。また、人ともぶつかりやすく、口論も多く誤解も生じやすい場面に遭遇するでしょう。本能のおもむくまま直感力に頼りすぎず、言動や行動を正して、感情をコントロールすることが大切です。
※但し、魔のウィーク「危」の日は、危険が増す凶運となるので予断を許さずに行動しましょう。

「成」の日

物事を始めるのに向いています
特に勉学にかかわることを始めるのに適しています
仕事・才能運は上昇し、成功へと導かれる運気です。会社の設立や契約ごとなど、この日に何かを始めると達成率が高まります。とくに、学業や仕事、創作や表現活動を、ダイエットの開始などにこの日を使うとパワーが発揮され成就します。積み重ねてきたことや取り組んできたことの努力が実り、成果としてあらわれる日。ここ一番というときの実力を発揮するチャンスでもあるので、大胆なチャレンジや思い切った決断があなたを成功へと導く日となります※但し、魔のウィーク「成」の日は、禍々(まがまが)しいものを引き寄せてしまうので注意が必要。

「壊」の日

破壊が伴う日であるため、物事を始めるには向いていません
災難が多く破壊を意味する凶運の日です。その破壊のエネルギーは本人の望まない不本意な形でやってくることが多いので、極力何かを始めるのは避けること。破壊作用が働いてしまう日なので、いつになく強気になり、傲慢な自己主張が原因で周囲を振りまわしてしまうことも。挑発的な態度にでれば、それが原因で大きなトラブルを招くことに。災難回避のコツはすべてにおいて受身に徹することが大切です。また、ガレージや押し入れの整理、溜まった雑誌や本の処分、不用な電話番号やメールアドレスなどを削除するにも最適な日です。
※但し、魔のウィーク「壊」の日は、破壊運が増幅するので要注意です。

壊の年についてですが、これは普段の年に比べ、イライラしやすくなったり、イライラの原因になる出来事が増える、ということを意味しています。
例えるなら『イライラ度合い』や『イライラ事案』が『平年の2割増し』…といったところ。

壊の月ですが、年の運気よりも少し強めに、望まない事柄が頻発し、反対や反論を呼び込むような流れが起きやすくなるので、一層イライラムカムカが強まります。
更に壊が日運で回ってくると、『こんなはずじゃなかった、どうしてこうなるの、勘弁してくださいよ』といった感じで、様々な事柄が自分の気持ちを揺さぶる力が、断然強くなります。」

壊の時には、言動が粗暴になりやすい、発想がネガティブになりやすいという特徴があります。
その際、元々毒舌を持っている井宿、底宿、室宿や、星宿、尾宿、婁宿などは、毒舌をこじらせて失敗する傾向が強まります。
頑固な参宿、亢宿、危宿については、頑固をこじらせて聞く耳を持たなくなり、優柔不断な鬼宿、房宿、壁宿は決断ができなくなって苦悶が深まります。柳宿、心宿、奎宿は、一途で熱心な面が悪く出やすく、人を激しくけなしたり、凄まじい執着を見せたりします。また 張宿、箕宿、胃宿は、ガキ大将的な面が強まるとイジメっ子みたいになったり。普段隠している不安感が強まると依存的になります。各々の宿の欠点や弱点が出てきやすくなるので、運気としては同じくらいのダメージでも、表れ方は変わってきます」

「友」の日

人と会う日に向いていて、人間関係が広がりやすい日でしょう
コミュニケーション・レジャー・恋愛運が上昇する大吉日。良い人間関係に恵まれて、気持ちも明るく、前向きでいられるので穏やかに過ごすことができる日です。幸運を授かる日でもあり、この日に出会ったモノや人は、のちに良縁となる可能性があるでしょう。人を介してラッキーが舞い込む暗示も。ありのままの自分の良さを出し切っていくことで運気上昇になるでしょう。ファッションやヘアメイクなどのイメージチェンジにも最高の日です。

「親」の日

 
「近しい人との絆を深められるような日でしょう
友」の日と同じく、コミュニケーション・レジャーは上昇し、とくに恋愛運は大吉日。気持ちも前向きになる日なので、よい人間関係が信頼の輪になり、ここで出会った人とは親密な関係に展開するでしょう。また、幸運を授かる日でもあり、関心ごとなどの興味や好奇心をもつことで運気はさらに上昇します。仲の良いお友達や彼(彼女)とショッピングや映画、そして、美味しい料理に舌つづみを打てば親密度はより深まります。


運気の波は急上昇。出会いのチャンスも多く、充実した日となる。
「親」の日は「親友、親愛」を意味します。
「友」の日と同じ意味があり、人間関係を作るには、とても良い日です。
友人と親密になりたい、親しい人と会うのには、絶好の年であり、友達から恋人へとステップアップ、そんな時期には最適な日なのです。
仕事面でも才能が開花し、物事が順調に進む兆し。たとえトラブルが起きても幸運の波で跳ね除けてしまいます。
この日は、実力以上の力が発揮でき、今後に向けた正確な目標を持ち、動き出すのが良い。
目標や志を持つ事で、さらに運気は上がる。
気力も体力も十分にあり、有意義な時間を過ごす事ができる。
「親」の日に大事なのは、今何をすべきか考え、これまでを精査し、視野を広げ、何事も未来志向で進める事だ。

日運を見る3つのサイクル

日運を見る3サイクルとはどういったものなのでしょうか。詳しくご紹介しましょう。

活動期(現世のサイクル)

3つのサイクルの内の一つめは、活動期(現世のサイクル)です。活動期は9日間あり、その間は何事もうまく進むので、何かを始めるのに良い日とされています。

9日間のサイクルは命→栄→衰→安→危→成→壊→友→親です。

魔のウィーク(前世のサイクル)

3つのサイクルの内の二つめは、魔のウィーク(前世のサイクル)です。魔のウィークは7日の1週間で、揉め事が起こりやすく波乱の期間となります。この期間中に起こるトラブルは前世から蓄積していた負が原因といわれます。

7日間のサイクルは業→栄→衰→安→危→成→壊です。

転換期(来世のサイクル)

3つめのサイクルの内の三つ目は、転換期(来世のサイクル)です。転換期は11日間で、物事の準備に適した期間です。この期間に物事の種まきや軌道修正をすると、次の活動期で物事がスムーズに進みます。

27宿について

昴宿(ぼうしゅく)

人に引き立てられ名誉に輝くタイプ
凛としており気位の高い人が多い星です。恵まれた環境から人生をスタートするという運を持っており、そのため性格がおっとりしていて、がつがつした部分がありません。

畢宿(ひっしゅく)

「普通」の良さを知る庶民感覚があるタイプ
庶民的で安定して魅力を持つ人が多い星です。じっくり落ち着いて生きていくことができるのが特徴です。また、人との縁が多く、人の輪の中で円滑な関係を築いていくことが得意。

觜宿(ししゅく)

自分にも厳しく、良識があるタイプ
「きちん叱ってくれる人」常識がある人です。クールで真面目。若いのに常識がある人だと思われることが多く、周囲からの評判が良いです。そのため、目上の人や年配の人に引き立てられ成長をしていくことができます。

参宿(しんしゅく)

新しい発想で新時代を切り拓くタイプ
いつも斬新なアイデアが思い付き、才気とは発想力で時代の変わり目に活躍することができます。人を惹き付ける魅力があり、見ていて飽きない面白い人。性格は陽気で思っている事を全て話してしまう一面も。

井宿(せいしゅく)

クールで計算高い、合理的なタイプ
性格はクールで冷静。自分の感情をさらけ出さないポーカーフェイス。感情の振れ幅が狭いため、冷酷に見られてしまうことも。真面目でやるべきことはやる、責任感の強い堅実派です。

鬼宿(きしゅく)

お人好しで素直。欲の薄い純粋なタイプ
生まれつき運の良い星。恵まれた環境のせいか、ハングリー精神がほとんどないのが特徴。性格はさっぱりしていて素直です。淡々と物事をこなし、人に頼みごとをしたりせず、自由に自分のしたい事をします。

柳宿(りゅうしゅく)

好きなことにはとことん熱中するタイプ
熱い性格で、良くも悪くも感情の起伏が激しいタイプです。一見大人しそうに見えることもありますが、自我が強く意見を曲げることはない頑固な一面も。初対面の相手には強い印象を残すことが多いです。

星宿(せいしゅく)

人とは一味違う個性の強いタイプ
どこか人と違う威厳があり、一風変わった個性の強さを感じさせる人が多い星です。生き方も人とは違う道を選び、誰も興味を持たないことに熱中することもしばしば。個性的な趣味、夢を持つのがこの星の持ち味です。

張宿(ちょうしゅく)

抜群の魅力を持ち「華」があるタイプ
”絵になる”容姿や雰囲気があり、生まれながらの出たがり。目立つことが大好きでスタンドプレーが様になります。とはいっても、策略に強い頭脳派で統率力もある実力派です。

翼宿(よくしゅく)

自分の理想を貫き通す頑固なタイプ
「自分は自分」という考え方で、独自の道を貫く生き方をする星です。最大の特徴は真面目で、頑固なほどの理想主義であるということ。しかし、統率力がなく、自分のやりたい事だけやっていると思われてしまうことも。

軫宿(しんしゅく)

何事もそつなくこなす冷静で正確なタイプ
性格は陽気というよりは、陰気。強さよりも柔らかさがあり、積極的ではなく受け身。出すぎず一歩引いているという特徴があります。積極的ではないことが、性格さ、手堅さに繋がっています。

角宿(かくしゅく)

誰にでも愛される天真爛漫なタイプ
人気者で、この星の人がやることや、話すことは、広く一般の人に気に入られます。性格はのびのびしていて楽天的。明るくポジティブシンキングができるところは、「角宿」の最大の強みです。

亢宿(こうしゅく)

損得を考えず、理想を追い求めるタイプ
熱血漢でとにかく燃える人が多い特徴がある星です。また、がむしゃらなだけではなく、スタイリッシュ。格好良いと思われることが好きで、みっともないことはぜす、人前で苦労を見せません。

氐宿(ていしゅく)

天性の勘の良さで成功できる現実派タイプ
豪快で太っ腹。細かいことは気にしない陽気で前向きな性格。しかし、ただのお人好しではなく、しっかり自分に得になることを計算している現実家です。

房宿(ぼうしゅく)

財運が寄ってくる妖艶な引力があるタイプ
生まれながらにして豊かさが約束されている星です。財運は27宿の中で最強。不思議なことに財やモノを引き寄せることができ、また、自分のための蓄財もうまく、大きな財をなすことができます。

心宿(しんしゅく)

愛嬌があり、人気の的になるタイプ
生まれつきての役者の星。自己アピールが得意で、どこにいても目立つ人気者。明るく元気な性格ですが、人に気を遣いすぎる小心者な一面も。また、自分に自信が持てない人が「心宿」には多いです。

尾宿(びしゅく)

1つの事をとことん極める職人肌タイプ
地味ではあるものの、実直で仕事熱心。1つのことをやらせたら驚くべき集中力と粘り強さで、やり遂げる力を持っています。納得がいくまで真剣に取り組めるのが長所。

箕宿(きしゅく)

度胸があり、何事にも正直で真っすぐなタイプ
勇敢で闘争心があり、思い込んだらまっしぐらに目的に向かって進んでいきます。度胸の良さでは誰にも負けず、勝負強さも十分。一方では単純すぎて、策略を考えるのが苦手です。サッパリとしていて、とても明るく積極的な性格です。好奇心旺盛で、何にでも興味を持ち、首を突っ込みたがる世話焼きタイプ。思い立ったら即行動、というところは周囲の人に尊敬されるでしょう。それは本能的に出てくる行動なので、苦にもなりません。
 大人数の中では、リーダータイプになれる人です。友達が困っていると、自分のことは後回しにしても助けに行くような正義感もあります。
 頼れる親分ではあるのですが、相手の状況や立場に立って考えられないのが、玉にキズ。親切心を押し付けてしまう傾向が。開けっぴろげで明るい態度なので、受け入れてくれる人も多いのですが、誰にも知られたくないプライベートな部分にも遠慮なく踏み込むので、ずうずうしいと思われることも多いのです。箕宿とは一線を引いて付き合おうと思う人もいるでしょう。
 大胆で積極的なわりに、守りが弱いところがあります。自分の過剰な親切心が普通だと思っているため、そこにつけこまれる場合も。たとえだまされても、だまされたことを認めないプライドの高さもあります。
 箕宿は、お酒に注意が必要です。酔うとより無防備になり、簡単に大切なことを暴露したり、弱みを見せてしまったりしやすいでしょう。大切な席でのお酒は慎んだほうがよさそうです。
 体は丈夫なほうですが、中年以降に慢性的な病気にかかる可能性があります。箕宿は仕事人間なので、健康は二の次に。特に若いうちは怖いもの知らずで、不摂生になり健康上の悩みを持つことになりそうです。お酒で体を持ち崩す暗示も。持病を抱えてからも、「自分だけは大丈夫」という妙な自信が消えない恐れが。注意が必要です。
◎男性の場合
 威厳があり、大黒柱的な存在。誰に対しても「俺について来い」と、懐の深いところを見せます。しかし、亭主関白となって女性をないがしろにするようなところがあります。大きな組織でエリートコースを歩むのはイヤで、一発逆転を狙えるような不安定な状況のほうが、本領を発揮できるタイプです。
◎女性の場合
 サッパリとした性格は、男女共に好感を持たれるでしょう。気が強くて活発、しかも度胸のある女性です。自立心旺盛で、何かを他人に任せることができません。自分でグイグイ前へ進んで行くだけでなく、他人への口出しもします。後輩や部下には、少し煙たがられる存在になってしまいそうです。

斗宿(としゅく)

志高く、挑戦し続けるタイプ
いつも理想を追って前へ前へと進んでいく、精悍な人が多い星です。性格は癖がなくさらりとしているのが特徴。金銭欲や物欲が薄い。その欲の無さが人を惹き付け、慕われる要因となっています。

女宿(じょしゅく)

「実は実力者」影の支配者タイプ
陰気な性格で何事も重く受け止めるため、軽快さがありません。物事を熟知している星なので、キレイ事が嫌いです。しかし、実力派「超一流」。頭がよく勉強熱心、弁論も達者なため、仕事では出世しやすい。

虚宿(きょしゅく)

波乱万丈、ドラマティックな生き方をするタイプ
「パッと咲いて、パッと散る」潔い人生を送る美学を持つ星です。夢を追いかけるロマンチスト。一言でいうなら勝負師の星。人の力を借りずに自分の力だけで成功を手にすることができます。

危宿(きしゅく)

見た目も生き方もスタイリッシュなタイプ
芸術的な感性に恵まれていて、センスがよく、お洒落な人が多いのが特徴です。性格は素直で、人を押しのけて自己主張をしようとはせず、誰に対しても親切です。

室宿(しつしゅく)

派手好きな実力派。ゼロから這い上がるタイプ
会った人全てに「破格のスケールも持つ大物」と思わせます。強烈な印象と存在の大きさを感じさせるのがこの星の一番の特徴です。なぜかわからないけど”特別な人”と思わせる不思議な魅力を持っています。

壁宿(へきしゅく)

地道に我が道を進む堅実なタイプ
性格は真面目で慎重。目立つタイプではなく、どちらかと言えば地味な印象を与えます。しかし、堅実な一面から「なくてはならない存在」になります。地道な努力の先に大きな成功を掴むことができるのがこの星の特徴です。

奎宿(けいしゅく)

未知の世界に飛び込む好奇心旺盛タイプ
節度のある品の良い人が多い星。どことなく人を圧倒するような気位の高さがあり、礼儀をわきまえた人柄。未知の世界に飛び込める度胸は、「奎宿」の一番の持ち味。

婁宿(ろうしゅく)

オールマイティに何でもこなすタイプ
器用で何事もそつなくこなす多芸多才の人が多い星。特徴は「よく気が付く」こと。相手の様子を察して、気配りをするのが得意。フットワークも軽く、エネルギッシュな一面も。

胃宿(いしゅく)

欲望を内に秘めた反骨精神タイプ
一風変わった才能があり、世の中の常識からはみ出てしまうような個性的な人が多い星。普段は陽気で楽しい性格。ユーモアたっぷりで、独特の皮肉っぽい”味”があるもの「胃宿」の特徴です。

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