宿曜・相性の見方

宿曜での相性の見方についてです

1.命

似た者同士。
「命」は縁の強い相手を表します。6つの相性のなかでも非常に重要な意味のある関係と考えられています。
「命」の相手は、自分の性格や考え方に似ているため、居心地がよく、初対面から打ち解けることができます。しかし、自分と同じ欠点や短所があります。相手の短所や欠点と向き合うことで、自分自身の欠点を克服できることもあります。「命」の相手は、単に相性が良いだけではなく、自分の人生にとって良い影響を与えてくれます。

2.業・胎

宿曜 業胎関係が始まるとき そして終わるとき

業胎関係のはじまり
業胎関係は、業側が積極的にアプローチし、胎のほうは、冷静な状態でスタートすることが一般的です。
業からみて、胎は理想的な相手に見えます。胎を幸せにするために、全力を尽くそうと思います。
胎は、業に強い関心を持ちません。アプローチしてくる業のことが好みでないときは、深い関係にならないまま終わってしまうこともあります。

傷つけ合う?業胎関係が陥るループ
胎は、自分が愛されていないと感じるとき、業を無視したり、癇癪を起こしたり、逆に冷淡な態度を取ったりします。
そうすることによって、業の気持ちをためそうとするのです。
業は、胎のこうした行動によって、不安にさせられます。そして、自分が本当に愛されているのか、自信がなくなります。
このようなことが繰り返されるうち、業は次第に、胎に対して、気持ちがさめていきます。「まだ互いの間に距離があった、付き合う前の関係に戻りたい」と思うようになります。

そうなったとき、ようやく胎は、業のことを、本気で気にするようになります。そして、業との関係を見直したいと望むようになります。業は、胎の気持ちを受け入れ、愛されているという自信を回復します。

そして、お互いが冷めきっていなければ、このような相手を試す行為と、関係修復を繰り返すことになります。

業胎の関係は運命的で、なかなか縁が切れることがなく、傷つけあいながらも、また結びついてしまいがちです。

業胎関係が終わるとき
業胎の関係が本当に終わるとき、大体の場合、業が胎に別れを告げます。
胎との関係に疲れ切って、愛想がつきたと感じるのです。

このときは、業のほうが、すっかり冷淡になってしまいます。しかし、胎のほうは、業をいつまでも忘れることができません。

一般的に、業胎は、業が胎を追いかけることによって始まる関係ですが、最後は、業が優位に立つことになります。

業はサポートしてくれる人。胎はサポートする人
「業・胎」の相手は、「命」同様に深い縁がある相手です。「命」との違いは、「業・胎」は前世や来世との繋がりがあるという事です。なので、人生の天気納戸で出会う相手であることも少なくありません。
「業・胎」の相手と出会うことは、自分にとって大きな意味があり、その人との出会いによって考え方・人生観が変わったり、自分の人生のテーマを知るキッカケになります。「業・胎」の相手とは、生涯を通じで、良い関係を築いていくことができます。

業胎は運命共同体であり、親子の関係に似ています。

簡単に表現すると、妊娠している母親『業』とお腹の中の子ども『胎』のような関係性です。

言葉を交わさずとも理解し合えたり、感情が伝わりやすかったりします。

お互いに似ているため、気性が荒い人同士、大人しい人同士など、組み合わせの差が激しいことが多いです。

業胎の関係には、業側にも胎側にも特徴がある!

恋愛をうまく発展させるには、業側と胎側の特徴を理解することが必須。

お互いの特徴をうまく発揮することで恋愛がうまく行きます。

もし業側にも関わらず、子どものように振る舞っていれば、2人の関係性は崩れてしまいかねません。

そうなってしまう前に、自分の行動を振り返ってみましょう!

業胎の業側と胎側の特徴をご紹介します。

業胎の業側の特徴

妊娠している母親の役割
前世の自分のような存在
胎側に振り回される

業側は、胎側が愛おしくてたまらず、ついつい尽くしてしまいます。

常に振り回されますが、見放すに持ち前の母性で優しく包み込みます。

業胎の胎側の特徴

お腹の中の子の役割
来世の自分のような存在
業側を胎側が振りまわすことがほとんど

胎側は、業側に甘えてしまいがちです。

自分が何をしても理解してもらえると思っているため、自由に過ごします。

その結果、業側を振り回してしまうことに。

業胎の関係はスピリチュアルなツインソウルの関係!

宿曜占星術は、命・業胎・栄親・安壊・友衰・危成の6つの組み合わせに分かれます。

スピリチュアル的に、命と業胎は前世でも来世でも関わりのあるソウルメイト。

また、運命共同体と呼ばれる業胎の関係においては、ツインソウルであることが多いんです!

ツインソウルとは、前世から深い関わりのあった者同士が持つ魂のこと。

お互いに引き寄せ合う力が強く、2人は出会う運命にあります。

業胎の関係のある2人は、いつも以心伝心で考え方が似ています。

彼は運命の相手で、恋愛もうまくいくだろうな!

そんな業胎カップルの恋愛は、実際はどうなのでしょうか。

気になる業胎の恋愛特徴を3つご紹介します。

業胎のカップルは共依存してしまう!

業胎のカップルは共依存してしまうことがほとんど。

どんな気持ちも共感・共有できる関係だからこそ共依存が起こってしまいます。

2人で良い方向に向かっている時は良いですが、悪い方向に向かっていけば、お互いにどん底に。

悪い方向に行っている時は、身近な人に助けを求めてた方が良いです。

相性はいいが、ぶつかりあって別れが来ることが多い!

業胎の関係にある2人は、とても相性が良いです。

お互いの考えや感情が以心伝心な2人は、「相手も理解しているだろう/理解できているはず」とわかり合っているつもりになり、いつの間にか溝ができていることがあります。

お互いにぶつかり合い、別れを選んでしまうことも。

しかし、別れを選んだとしても、また再会することが多いのが業胎の特徴の1つです。

障害を一緒に乗り越えることが得意なカップル!

業胎の関係には、なにか障害があることがほとんど。

しかし、運命共同体でありツインソウルである業胎は、力を合わせると大きな力を発揮できる能力も持ち合わせています。

どんな障害も2人なら乗り越えることが可能!

困難を乗り越えたあとは、さらに絆が深まります。

業胎の結婚の特徴を3つ紹介!

恋愛と結婚は、似ているようで少し違いますよね。

恋愛面では、別れることもある業胎の関係は少し不安……。

業胎の関係にある2人は、結婚したらどのような関係性になるのでしょうか。

気になる業胎の結婚の特徴を3つご紹介します。

胎側が一方的に、業側に依存する関係になりやすい

付き合っている時から結婚後まで、胎側は一方的に業側に依存することが多いです。

業側はそんな胎側を可愛く思うこともありますが、振り回されることに疲れてしまうことも。

また、甘えることも難しいため、業側が苦しみを抱えることが多い関係になりかねません。

価値観が似ているので、もめることは多くない

業胎の関係にある2人は、価値観がよく似ています。

価値観の差で揉めることは少なく、結婚生活は比較的穏やかです。

たまに「わかり合っているつもり」から喧嘩をしてしまうことも。

なるべく考えや気持ちを言葉にして、2人の間に溝ができないようにしましょう!

運命の相手で、障害を乗り越えられれば結婚に向いている!

ほとんどの場合、業胎の関係には障害があります。

障害を乗り越えられれば、基本的には結婚に向いている!

運命の相手なら、2人で力を合わせて障害を乗り越えることができるはずです。

もし、乗り越えることができなければ、乗り越えれるまで結婚は待った方が良いかもしれません。

3.栄・親

栄親の関係は繁栄と親愛を表す、おおむね最高の相性といってよい関係です。 お互いにプラスの作用を与え合えるパーフェクトな関係で、公私共に理想的で最高の組み合わせといえます。 双方に繁栄をもたらす相性は、栄親の関係のみです。 すべてにおいて協力関係が成り立つ宿縁で繋がっているので、一緒にいることで幸運が訪れるでしょう。

自分から見て「栄」の人は繁栄を表し、「親」の人は親愛を表しています。 
お互いの信頼度が非常に高く、絡むことで相乗効果が発揮できるウインウインの組み合わせです。
最初の印象は薄い感じですが、すべてにおいて協力関係が成りたつ良縁で繋がっているので、長く付き合うほどに関係も深まり、かけがえのない存在となるでしょう。

栄は繁栄をもたらしてくれる人。 親は信頼をもたらしてくれる人
「栄・親」の関係は、親愛・繫栄に満ち溢れた関係性を表します。お互いに良い影響を与えあうことができます。
しかし、初対面ではあまり良い印象を持たないこともあります。ただ、強い縁で繋がっているため、付き合いが長くなればなるほど、お互いにとって重要な存在へとなっていきます。

栄親とは、文字通り「繁栄」と「親愛」をベースに成り立っている関係のこと。

相手に対する親しみの心に支えられて、ともに栄えていくというニュアンスが込められています。恋愛面から見ると、本能に訴えかけるような恋とは違い、古くからの友達のように安定した関係を結ぶのが特徴。刺激はやや少ないものの、長く付き合えば付き合うほどお互いを想う気持ちが増していくんだそう。衝動的な恋愛ではないので、よほどのことがない限り、相手からふらっと気持ちが離れてしまうリスクはありません。そのため、先ほど触れた6タイプのうち、もっとも結婚に向いている関係だとも言われています。

栄親の近距離・中距離・長距離とは?

宿曜占星術には、実は距離という要素があるのをご存じですか?

この距離を調べることで、お互いを惹きつけるエネルギーの強さや、関係が進展する際の微妙な違いが分かります。以下では、栄親の近距離・中距離・長距離についてそれぞれチェックしていきましょう!

栄親の近距離

栄親の近距離は、相手との接点が不思議と多く、お互いを自然に意識するようになるのがポイントです。

距離が近い分欠点が見えやすいため、知り合って間もない頃は良い印象を持てない場合も意外と少なくありません。しかし、強烈な縁でつながっていることから、時間を共有するうちにお互いがかけがえのない存在になっていきます。相手の自由を制限しすぎないように気をつけさえすれば、末永く付き合っていけるでしょう。

栄親の中距離

3種類の距離の中で1番幸せになりやすい組み合わせが、栄親の中距離。

近すぎず遠すぎずの関係性がさまざまな面でプラスに働き、この上ない居心地の良さをもたらしてくれます。中でも、距離が縮まる過程でも交際に発展してからも摩擦が生じにくいというメリットは見落とせません。距離感が無難な反面、第一印象が弱くなりがちなので、出会ってすぐの時期に進んで接点を作ることが関係発展のコツ。

栄親の長距離

栄親の遠距離は、相手を全面的に尊重できる関係性だと言えます。

一定の距離感を保って関わるため、束縛によるトラブルとはほぼ無縁で、恋愛特有の情緒不安定にも陥りにくいのが特徴。一方で、お互いの距離が常に開いているために、無意識のうちに相手の気持ちを疎かにしてしまう危険があります。特に遠距離恋愛の場合、マメな連絡を通して相手の存在を日常から消さない努力が必要かもしれません。

栄親が惹かれ合った理由

彼氏と自分が栄親の関係にあるとき、どんなことに注意すれば幸せに満ちた交際ができるのでしょうか?

ここでは、相手が「栄」の場合と「親」の場合とに分けて、惹かれる理由と接し方のポイントを解説していきます。彼氏とどのように関わればいいか迷っているなら、この機会に目を通しておいてくださいね!

栄の彼に惹かれた…栄の彼氏の特徴と注意点

「栄」の人は、恋愛において相手を繁栄させる役割を果たします。

栄の彼氏ができた場合、彼は経済的・精神的な余裕によって彼女を力強くサポートすることでしょう。そんな頼もしい姿を見ていると、彼に対する愛情はますます強まり、尽くしたい気持ちも日増しに高まってきます。

ところがこれが行き過ぎると、全てにおいて彼の言いなりになる状況に陥り、フェアな関係が崩れてしまうことも。栄の彼氏との交際では、彼にただ尽くすのではなく、必要なときはきちんと意思表示をすることが大切です。

親の彼に惹かれた…親の彼氏の特徴と注意点

「親」の人は、親しみの気持ちで相手を包み込む存在で、相手に必要とされることを最大の喜びだと考えています。

親の彼氏が彼女に接するとき、彼の世話焼きな性格が最大限に発揮され、彼女に対するどんな小さな気遣いも忘れません。彼の思いやりに触れるうちに、彼女は「この人以上に自分に尽くしてくれる人はいない」と確信するようになります。

ただ、その優しさに甘えてばかりだと、彼は自分の想いが一方通行だと感じ、不満を溜め込んでいくかもしれません。親の彼氏と付き合っているなら、彼と対等に向き合えているかを定期的に振り返るようにしてみてくださいね。

栄親カップルの相性の良さ

栄親のカップルは、宿曜占星術で導き出される相性パターンの中でも特に素晴らしい組み合わせ!

初めて会ったときから驚くほど自然体でいることができ、長く一緒に過ごすほど相手がどんどん魅力的に見えてきます。共通の趣味や腹を割った会話によって心を通じ合わせることで、お互いへの信頼感はより揺るぎないものになるでしょう。

特に、結婚を含めた将来を見据えて付き合いたい人にとって、栄親ほど強い安定感が得られる関係性は他にありません。栄親の関係にある彼氏と着実に仲を深めていけば、温かい家庭と経済的繁栄がきっと手に入るはず。

栄親カップルの注意点

安定感抜群の栄親カップルですが、いくつか注意すべき点も挙げられます。

なぜなら、栄親カップル特有の刺激の少なさが、良い方向にも悪い方向にも転びうるから。まず出会いの段階では、異性としての印象があまり強くないために、友達止まりで終わってしまうことがあります。お互い恋人にぴったりの相手なのに、せっかくの出会いを逃してしまってはもったいないですよね。そうならないためには、特に中・長距離の場合、初めの頃から会う機会を意識的に設けるようにしてみましょう。

次に、交際が始まって以降は、マンネリ化を避ける努力が必須になります。付き合いが長くなってきたら、デートの行き先に普段あまり行かないような場所を選ぶなどしてみるのも一つの手。彼と過ごす時間に適度な変化をつければ、新鮮な気持ちがいつまでも続くに違いありません。

栄親」の恋愛相性
男女の関係において、また人生のパートナーとして最高の関係です。一緒にいても居心地が良く、精神面、現実面でも繁栄をもたらします。
周囲の中傷や邪魔が入るようなこともなく、いつの間にか当たり前のように認められるカップルになっているでしょう。
お互いの短所を自然な形で受け入れることができるので、たとえ対立したとしても話し合いで解決できます。
ただ、情熱に欠けるため進展には少々時間がかかる場合があります。
最初の出会いでは特に印象もなく、相性が良いにもかかわらず見逃してしまうかもしれません。
友だち関係から次第に仲が深まっていくというパターンです。
深い関係になるには、勇気を出して相手の領域に入っていく必要があるでしょう。
結婚相手としては最高の関係です。
常にふたりで問題を解決しようと、お互い協力しながら人生を築いていけます。
かといって、お互いの存在を邪魔するようなベタベタした関係になるわけではなく、人間として尊重し合えるという、素晴らしい相性です。
栄親の関係の夫婦は、お金にも困ることがありません。
家庭の安定が仕事の安定にも繋がり、家計に必要な分はなんなく稼ぐことができます。
急に大金が必要なことがあっても、ふたりで融通し合ってピンチを乗り切ることができるのです。
申し分なしの関係ですが「いてくれて当たり前」という状態になることもあります。
お互い空気のような存在になりやすく、刺激がない・つまらないと勘違いをしてしまう場合も。
以心伝心にも限度があることを思い出せば、大丈夫です。
栄親の関係でも別れることはありますが、お互いを理解し尊重したいために別れを選択する場合が多く、泥仕合にはなりません。
時間が経てば、友情が復活することもあるでしょう

4.友・衰

友は交友をもたらしてくれる人 哀は心のつながりを持つ人、自分の方が劣勢になる
「友・衰」の相手とは、友人関係を築くのがベスト。似ている部分が多く、お互いに共感し合えるポイントが多いです。価値観が似ていることで、一緒にいる時間を楽しむことができます。しかし、深いところまで入り込んでしまうと、当初の目的である「一緒に楽しむ」という部分から逸脱してしまい、関係に亀裂が入ってしまうことも。

恋人として最高の相性になります。
これ以上ないほどラブラブで、打算抜きのピュアな恋愛関係になりますです。
どんな相手であっても、好きになってしまうと離れられず、泥沼にはまることもあります。
結婚となると、見えない力がふたりの行く手を邪魔するという運気が現れます。
損得抜きで好きになってしまうというのが、友衰の関係です。
この関係の相手のためなら、何でもしようと思ってしまいます。
「どうして、こんなどうしようもない人と一緒にいるんだ!?」という場合は、たいてい友衰の関係であることが多いはずです。
どんなに悪い男でも、どんなに悪い女でも、好きになってしまうと離れられないのがこの相性。
恋愛関係でも友人関係でも、仕事上の関係でもありえます。
何があっても許し合え、とことん尽くし貢いでボロボロになっても、不思議と憎しみを感じないのです。
よく言えば、とても仲が良いということになります。
細かいことでも理解し合えますが、理解しすぎるのも問題です。
共感するばかりで、違った視点から考えることができません。
そして、トラブルが起きたときは、その現実から目をそらしてしまうこともあります。
傷をなめ合って依存し合うだけ、問題が堂々巡りするだけで、一向に解決しません。
特に親子関係ではべったりとした関係になりやすく、注意が必要です
仕事上では、意気投合しやすく良い人間関係が築けるといえます。
お互いの人生観や価値観に共鳴し、話しが合うのです。
しかし、それはあくまでもプライベートにおいての話で、実利が伴うリアルなビジネスでは、情に流され足並みが揃わず、ぎくしゃくしてしまいがち。
金銭面での利益も望めないかもしれません。また、お互いのことを美化し甘やかしてしまいます。馴れ合いの関係が災いしてものごとが進んでいきませんし、結果も出ないでしょう。

4.「友衰」の恋愛相性
恋人としては最高の相性です。心の繋がりと情で結びつき、お互い損得抜きに好きになってしまいます。
頭であれこれアプローチ法を考えるより先に、どちらかが行動に出てしまうはず。
気づいたら、あれこれ尽くし合って、ひとつのさやに収まっているのです。
そして、言葉を交わさなくても目が合うだけで気持ちが通じ合い、これ以上ないのではと思うほどラブラブな関係になるでしょう。
打算抜きのピュアな恋愛関係です。
あまりにべったりと寄り添っているため、客観的な視点を持てなくなる危険があります。
ふたりの世界に浸りきって、周囲の人に引かれてしまいがちです。
つまり、自分や相手の状況や環境はもちろん、世間体も常識も関係なく惹かれ合うのです。
ひと回りもふた回りも年齢差があったり、立場があまりにも違ったりなど、意外な組み合わせになりがちです。
不倫も多くなります。
しかし、意外なほど関係が安定したりするのです。
結婚となると、見えない力がふたりの行く手を邪魔するという宿命があります。
身近な人からの反対を受けたり、仕方のない事情で距離が離れたりなど、生活の基盤が作れないために別れざるを得ない状況になることも。
お互いのことに干渉しすぎるので、どちらかが大きな負担を負ってしまう場合も多いです。結婚したいのに、愛だけではどうにもならずに心もすさみ、円満に別れることは難しいでしょう。泥沼に発展しやすくわだかまりも大きいため、友人になるのはとうてい無理といえます。
どちらかが再婚、もしくは双方再婚だったり、恋愛で大きな別れの経験があるカップルの方がうまくいく率が高いでしょう。
結婚してしまえば、恋愛を延長したように仲の良い夫婦になります。しかし、子どもに恵まれないなど、何かとマイナス面が出やすい相性です。

5.危・成

危は危険を感じる人、緊張を感じる人、仕事では良い関係になる
成は成功をもたらしてくれる人

  • 性格や好み、互いの価値観や感性が、そもそも全く違う異質なふたり
  • そうした対照的なところがギャップ萌えとなって、恋がスタート。結婚に向いている
  • 一緒にいることでの現実的なメリットが多く、友人関係としてはピカイチ

自分からみて相手が「危」の場合は、相手からみると自分は「成」になり、逆に、自分からみて相手が「成」の場合は、相手からみると自分は「危」となります。
「危成」の関係は、友だち相性バツグンの関係です。まったく違う性格だったり、考え方や行動パターンが違っても、その違いがおもしろくて仲良くなっていきます。危成の関係だと、たとえ血の繋がった家族であっても異質なふたりとなります。一緒に住んでいても、まるで別々に生活しているような感じでしょう。その違いが原因でイライラさせられたり、誤解やすれ違いが生じることも少なくありません。ただ、現実的な問題に直面したときは一丸となって協力し合う、頼りになる関係です。

危成の相手とは、学校や職場など、いろいろなタイプの人が雑多に集まる場所で出会う場合が多いでしょう。お互いの違いが刺激になり、切磋琢磨しながら成長できます。現実的な面で目的が一致するので、常に対等な関係でいられます。お互いの使いどころを心得ているため、お金や仕事が絡むほどに成功し、経済面で潤うでしょう。
ただし、相手の言っている意味を取り違えることが多く、意味を理解できないまま放置しておくと、トラブルとなる危険性があります。特に、メールやSNSでのやり取りで誤解が生じやすい傾向があるでしょう。
仕事上ではこの相性は良い働きをしますが、プライベートではなかなか理解し合えません。同性の友人の場合、ライバル意識が芽生えやすく、腹の探り合いが続く可能性が高いです。
友だちや同僚だったのが、いつのまにか付き合うことになり、いつのまにか結婚相手になっているというパターンも多くあります。自分と相手は違うということをわかって付き合うので、大きくトラブルになることがなく長続きするのです

友人として大変良い関係性で、恋愛に発展しても長く続き、仲良くやっていける相性です。
「恋愛をしている」と意識して付き合わないと、「気の合う友だち」で終わってしまうことも多いでしょう。
性格や好み、互いの価値観や感性が、そもそも全く違います。この違いが原因で微妙なズレが繰り返されますが、そうした対照的なところがギャップ萌えとなって恋がスタートするケースが多いでしょう。気が合うときは、これ以上ないというほど意見が一致しますが、相手の考えに違和感を抱くことも多く、衝突することも少なくありません。そんな適度なぶつかり合いが絶妙なスパイスとなって、意外にお付き合いは長続きします。
考え方の違いは、ものごとを多角的に見ることができるので、現実面で良い影響があります。二馬力でオトクな情報をゲットできますし、リスクも回避できるのです。
付き合うほどにこういった現実的なメリットを実感するため、結婚を考えるようになるでしょう。
結婚すれば、結婚生活はうまくいきます。
意見が割れて言い合いとなることもありますが、生活にプラスになる事柄が多いので、結果オーライに。
「違う人間」だということをしっかり認識しているので、しつこく詮索したり、干渉したりすることは少ないでしょう。
でも、お金の切れ目が縁の切れ目となるケースも多く、家計に響くような金銭的なトラブルが発生した場合は、アッサリ離婚してしまいがちです。
このように、現実的には頼れる相手ですが、精神的にはすれ違いが多い相性です。一緒にいる期間が長くなるほどギャップが大きくなり、ふたりの距離が大きくなっていくのは止められないかもしれません。別居婚や週末婚のような、一歩引いた関係が長続きのコツとなるでしょう。

この関係はよく

【1】(異質だから)縁が生じにくい
【2】(異質だから)共感できない
【3】(異質だから)恋愛関係になりづらい
【4】危成の近距離と中距離は同じ扱い

と解釈されています。

【1】(異質だから)縁が生じにくい

一般的には縁が生じにくいと言われている危成、の関係なのに不思議とこの関係性の人と出会ってしまいます。
特に中距離と遠距離はその傾向が全相性の中でもかなり強いらしいのに、どうしてこんなに危成の方々ばかりとであうのでしょうか。これは逆に相性がいいとも読み解くことができます。


【2】(異質だから)共感できない
そうは言われますが、共感できるからこそ付き合うはずです。
危成の共感は、友衰のように盲目的・無責任にのめりこむのではなく冷静さがあるから心地よいです。
それでいて抱えている背景もしくは中身が違うというのも興味深いです。
実は占星術等他の占術で相性を調べると、結構いい相性となっている場合が多いのです。
心理学でも異質は求めあう要因にもなっていますから、異質だから縁がないとはあり得ない事です。


【3】(異質だから)恋愛関係になりづらい
これは本当でしょうか??
そんなことはありません。危成の関係で長続きするご夫婦は沢山います。
ただ特質は、好きなことを仕事にしたり起業したりしており、話題が(恋愛)ではなく仕事、生き方に関することが多い特徴があります、
危成=ビジネスなんです。
危成の恋をするのは一般的には物好きらしいですが、自分のやりたいことがしっかりあって自分の価値観が確立しているからこそ、この関係に魅力を感じるのです。

危成近距離「そんな考え方があるんだね!面白いね!いいと思うよ!」
危成中距離「そんな価値観で生きているんだね!尊重するよ!お互い好きにしようね!」
危成遠距離「そんな世界があったんだね!それ普通じゃないかもよ?刺激を受けて頑張ろう!」

「危・成」の相手とは、お互いの感性が異なるため、意見が食い違うことが多くなります。
一見、話が合っていると感じても、根本的な部分が食い違っていたり、納得できていないことがあります。
そのため、揉め事が多くなってしまいますが、お互いを刺激し合うことで結果的には成果を残していくことができます。

あなたが「危」の場合
相手はあなたを成長させるために存在しています。
新たな発見を導き出し、感動を覚えてもらう存在ですから、大切にしなければなりません。
自分にない考えやセンス、行動の矛先などからは、学ぶべき点がたくさんあります。
感情を揺さぶられるようなものではありませんが、刺激を受けますので、素直に受け取りましょう。
「もっと知りたい」と思うのならば、行動的になること。
率先して尋ね、自分と違う考えだとしても、「こういう人もいるんだ」「この考えだと、どこに向かうのだろう」と思考し、想像することで成長を促します。
ただ、全く価値観が違えば、刺激を受ける一方で、激しい喧嘩に発展することも少なくありません。
どうしても曲げられないこと、受け入れられないことがありますので、自己主張をする際には言葉や態度に注意しましょう。
異なる相手だからこそ「理解したい」という態度が相性を高めるコツです。
自分の考えだけが正しいのではなく、成功などに向かって進む道はたくさんあることを相手から学びましょう。
あなたが相手を理解しなければ、この関係は成り立ちませんので、歩みよりの意識を忘れてはいけません。
難しいこともありますが、興味を持った初心を思い出して、あの人と接してください。

あなたが「成」の場合
相手と一緒に過ごすと戸惑いを感じることが珍しくありません。
「アレ?」「私はこれからどうしたら良いのだろう」という戸惑いからの答えを導き出すのは容易ではないので、最初の内は大変さを感じます。
話をしても、よく観察をしても理解出来ない点、噛み合わないことも多く、気持ちの面で圧倒されるからです。
パワーもあり、考え方も独特だと感じる相手だからこその圧倒ですが、決して悪い気はしないはず。
心の奥底にある「凄いな」という気持ちを表に出すことが出来れば、上手く付き合っていけます。
あなた個人としては、相性の良さを感じないこともあるようです。
ただ、人生は学びの連続で、様々な感情を知る機会を多く与えられるものですから、確かに相手は成長をさせる相手でもあります。
お互いに成長を促すことが出来れば、圧倒されても、足がすくんでも、興味を失わずに縁を紡げるもの。
意識の持ち方が重要ですし、「嫌い」「付き合いたくない」という思いにはなりませんので、上手くやっていきましょう。
相手もあなたからたくさんのことを学んでいます、その姿勢は尊敬できるものですから、ぜひ観察を続けてください。
「何だか気になる」という気持ちこそが、相性を高める方法として活用できます。

6.安・壊

「安と壊」の関係は、最も波乱に富んだ相手です。その理由は、この相性は関係する2人にとってまったく逆の意味を持つからです。まず相手が自分にとって「安」に当たるときは、自分がその人といることで「安らぐ」という意味になります。気楽につき合える、気をつかわなくていい相手だということ。でも、そのとき同じに相手から見れば自分は「壊」に当たることになります。これは相手にとっては、自分が「壊される」という意味。まさに天敵といったところです。まるで加害者のように、同じ関係が2人の人間にとっては正反対の意味になってしまう・・・・・・。そのため、宿曜占星術ではこの相性をもっとも恐ろしいものと考えてきました。

でもちょっと待ってください。自分のホロスコープで身近な人との相性を調べてみてください。きっと何人か、「安」「壊」に当たる人がいるはずです。でも、あなたは普通にその人と付き合っているのでは?そう、この関係は恐ろしくはありません。因縁が深く、縁が生じやすいのです。とくに男女の恋愛では「安と壊」のカップルが多いのに驚かされます。強烈な引力が働く関係だといえるでしょう。実際、離婚に至るケースも多いのですが、恋をしている時は夢中で愛し合うことができるのです。そもそも人間というのは、何の刺激も感じない人を好きになったりはしないもの。どうされてもいい・・・・・そんなきわどい期待感を抱かせるのが、「安と壊」の関係なのです。もっとも、こういった関係を好むかどうかは、個人によって差があります。カンが鋭くて無意識に「壊」の相手に近づかない人もいます。または、本体は安泰なはずの「安」の人と一緒にいると、なんだかいじめているようで申し訳なく感じて、相手を傷つける前に自分から遠ざかる人もいます。逆に、刺激が大好きで「破壊星」の相手ばかりを無意識に選んでつき合っている人もいます。自分のホロスコープの「安と壊」に友人知人が多かった人は、自分や相手を変えたい欲望が強いチャレンジ精神にあふれた人でしょう。逆に少ないあなたは、平和を好む優しい人のはずです。でも、なかには選択の自由のない親子や上司と部下といった関係で「破壊星」に悩まされている人もいるでしょう。その場合には、やはりできるだけ距離を置くことが最善です。とくに「壊」に当たる相手には決して勝てないので、戦わずに相手を避けたほうが賢明です。また、「安と壊」のダメージの強さは、他の要素にも左右されます。まず自分と相手の星の距離。それから宿星の性質にもよります。善良な星同士なら争いは小さく、どう猛な星同士だと必ず衝突します。また、目上が目下を破壊するときは「順相」といって問題は少なく、逆に子供が親を破壊するようなときは「逆相」になり家庭内暴力のような激しい表れ方をします。

○近距離
最も縁が生じやすい関係。友人なら無難ですが、利害がからむとライバルになって傷つけあいます。男女の場合は、破壊作用が弱いため別れずに腐れ縁を続けることも。

○中距離
とくに破壊作用の強い関係。適度な距離を置いてつき合うならいいが、同程度の力量、地位同士だと衝突に。男女なら最初は惹かれてもいずれ別れ、憎しみが残りがち。

○遠距離
男女の場合は距離と反比例して最も強く惹かれあいます。何もかも犠牲にして結ばれようとする関係。しかし別れやすく、以降は二度と再会せずに別々の道を行くことに。

安壊の関係で付き合うときの注意点

安の人は、壊の人を振り回します。

自分にとって相手が、安であるか壊であるかによって付き合い方は変わってきます。

ここからは、あなたにとって相手が『安』である時と『壊』である時の付き合い方について見ていきましょう。

●あなたにとって「安」の相手とは
縁が深く、なぜか気にかかる存在です。一緒にいると心安さがありますが、自分から尽すほどの熱意は感じません。こちらが何を言っても怒らず、思い通りにできる相手ですが、運命的にはあなたが相手を壊す関係。優しさにあぐらをかいて横暴なつき合いをしていると、いつかは相手を傷つけます。戦えばあなたが勝ちますが、どちらも傷つくことは必至。相手をいたわりケンカをしないことが最善です。

●あなたにとって「壊」の相手とは
とても魅力を感じる相手で、男女なら熱烈に恋焦がれることも。あなたが一方的に尽す関係です。力関係は向こうが上なので、相手の言うことには従うしかありません。文句を言われたり、いじめられたりすることも。でも別れの主導権も相手にあるため、自分から離れることは困難。ただし苦言を呈してくれる相手なので、自分を鍛えてくれる師匠だと思って意見を聞けば、成長することができます。

一口相性

運命的な縁、出会いの確率は一番低い(似た者同士)

業胎

前世、来世とつながる因果、運命的な力によって出会う

栄親

栄親「近距離」
協力関係(仕事でも男女間でも良きパートナー)

栄親「中距離」
協力関係(仕事でも男女間でも良きパートナー)

栄親「遠距離」
協力関係(仕事でも男女間でも良きパートナー)

安壊

安壊「近距離」
破滅作用が強く、危険な関係…師弟関係なら良い相性

安壊「中距離」
破滅作用が強く、危険な関係…師弟関係なら良い相性

安壊「遠距離」
破滅作用が強く、危険な関係…師弟関係なら良い相性

友哀

友衰「近距離」
恋愛関係・友達関係においては最高、しかし、別名悲恋宿

友衰「中距離」
恋愛関係・友達関係においては最高、しかし、別名悲恋宿

友衰「遠距離」
恋愛関係・友達関係においては最高、しかし、別名悲恋宿

成危

成危「近距離」
ライバル関係、師弟関係、仕事絡みの付き合いには最高

成危「中距離」
ライバル関係、師弟関係、仕事絡みの付き合いには最高

成危「遠距離」
ライバル関係、師弟関係、仕事絡みの付き合いには最高

相手との相性

似た者同士で親近感を抱きやすい相手。相手に自分の嫌な部分も感じてしまうため、つかず離れずの距離を保つことが大切。


前世で因縁のある間柄。愛情を超える精神的な強い絆で結ばれていて、人生の大切な場面で助け合える関係。


来世で因縁のある間柄。愛情を超える精神的な強い絆で結ばれていて、人生の大切な場面で助け合える関係。


繁栄と親愛が生まれる最高の相性。友人、ビジネス、恋愛、いずれにおいても理想的な関係。栄の人は少し優位な立場になるが、お互いに信頼し合える。


繁栄と親愛が生まれる最高の相性。友人、ビジネス、恋愛、いずれにおいても理想的な関係。親の人は少し弱い立場になるが、お互いに信頼し合える。


理屈ではなく純粋な愛情や友情で惹かれ合ったやさしい関係。一緒にいるとお互いに安心して癒し合える。友の人は少し優位な立場になるが、優劣を感じること無く対等に付き合える。


理屈ではなく純粋な愛情や友情で惹かれ合ったやさしい関係。一緒にいるとお互いに安心して癒し合える。衰の人は少し弱い立場になるが、優劣を感じること無く対等に付き合える。


「安」は「安定」を表し、「安」の相手には優位な立場となる。強く惹かれるが、非常にバランスが悪く、一触即発の関係。


「壊」は「破壊」を表し、「壊」の相手からは破壊される立場となる。強く惹かれるが、非常にバランスが悪く、一触即発の関係。


「危」の相手は「危険」を表す。根本的な部分が異なり、共通点はないが、新たな見解やものの見方に気付かされる刺激的な相手。ビジネスでの成功に結びつきやすい関係。


「成」の相手は「達成・成功」を表す。根本的な部分が異なり、共通点はないが、新たな見解やものの見方に気付かされる刺激的な相手。ビジネスでの成功に結びつきやすい関係。

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