四柱推命

結婚できるかどうか

四柱推命命式

四柱推命命式

四柱推命で結婚の可否や時期を占う際には、以下のポイントを見ます。

  1. 命式の分析: 命式の中で日柱(特に日干)を中心に、配偶者を示す要素を確認します。日干の五行の強弱や、他の干支との関係性を分析することで、結婚の可能性や配偶者の特徴がわかります。
  2. 大運・流年の確認: 大運と流年を確認し、結婚のタイミングを探ります。配偶者運を示す星(正財・偏財が男性、正官・偏官が女性の場合)や、結婚のチャンスを示す要素が巡ってくる時期を探ります。
  3. 喜神・忌神の影響: 喜神(命式にとってプラスとなる要素)が巡る時期は結婚の好機とされ、忌神が巡る時期はトラブルや結婚の難しさが出やすくなります。
  4. 結婚の期日の決定: 大運や流年で結婚運が強くなる時期を見つけ、その期間内で最も良い月や日を選びます。十二運星や空亡の影響も考慮し、ベストなタイミングを決定します。

1. 日干の五行の強弱の見方

  • 強弱の判断基準:
    • 月令(月柱の地支): 最も影響が強い要素で、日干が月支の中にある蔵干の五行と一致しているか、助け合う関係にあるかを確認します。
    • 通根: 日干が他の地支(特に月支、時支)と通根しているかを見ます。通根があれば日干が強く、なければ弱くなります。
    • 干支の助け: 他の天干(年干、月干、時干)や蔵干が日干と同じ五行や補助する五行であれば日干が強くなります。
  • 五行の強弱の判断例:
    • 日干が木(甲・乙):
      • 強い場合: 月支が寅・卯、または通根している場合。
      • 弱い場合: 月支が金や土に関係する場合(酉、丑、辰など)。
    • 日干が火(丙・丁):
      • 強い場合: 月支が巳・午、または火に通根している場合。
      • 弱い場合: 月支が水や金の地支の場合(亥、子、申、酉など)。

2. 他の干支との関係性の見方

  • 配偶者を示す星の確認:
    • 男性の場合、正財・偏財が結婚相手(妻)を示します。
    • 女性の場合、正官・偏官が結婚相手(夫)を示します。
    • 命式内にこれらの星が存在するか、または大運・流年で巡ってくるかを確認します。
  • 干合・支合の確認:
    • 干合: 日干が他の干支と合して新しい五行を生む場合、結婚の可能性が高まります。
      • 例: 日干が甲の場合、己と合して土になる。土が喜神であれば良縁の兆し。
    • 支合: 日支(配偶者宮)が他の支と三合、六合、または冲している場合、配偶者運に影響を及ぼします。
      • 例: 日支が酉で、他の地支が巳や丑なら三合金局を形成し、結婚運が強くなります。

3. 日支の役割の確認

  • 日支は配偶者宮と呼ばれ、直接結婚相手との関係性を表します。日支に悪い冲や刑がある場合、結婚生活に波乱が起きやすいです。逆に日支が他の支と調和する場合は、良好な結婚生活が期待できます。

4. 喜神・忌神との関係:

  • 命式にとってプラスとなる喜神が結婚を示す星(正財・偏財、正官・偏官)であれば、結婚運が良好です。忌神の場合、結婚に課題が生じやすいです。

以上の方法で、日干を中心にして結婚相手や結婚のタイミングを判断することができます。


命式の見方

天干(年):生まれつき持っている印象や雰囲気を表す。
天干(月):その人の持つ外見的な特徴・印象を表す。
天干(日):配偶者となる人物の外見的な印象を表す。
天干(時):第三者の目から見た性格や印象を表す。

地支(年):生涯をかけての運の流れや強弱を表す。
地支(月):その人の生まれ持った運の強弱を表す
地支(日):結婚後の生活がどのようになるかを表す。
地支(時):基本的に持っている仕事運の強弱を表す。

蔵干(年):友人や恋人、両親の本質を表す。
蔵干(月):その人の本質を表す。
蔵干(日):サポートしてくれる相手の本質を表す。
蔵干(時):子供や受け継いでくれる人の本質を表す。

地支十二運(年):人生の幼年期における運の傾向を表す。
地支十二運(月):人生の中年期における運の傾向を表す。
地支十二運(時):持って生まれた運勢の流れの起点を表す。
地支十二運(時):人生の晩年期における運の傾向を表す。

天干変通星(年):祖先や生まれた環境とのかかわりを表す。
天干変通星(月):両親や身近な社会的環境とのかかわりを表す。
天干変通星(日):
天干変通星(時):目下の人や子供とのかかわりを表す。

蔵干変通星(年):生まれつき持っている運や気質を表す。
蔵干変通星(月):その人の持って生まれた対人運を表す。
蔵干変通星(日):その人の配偶者となる人物の気質を表す。
蔵干変通星(時):基本的に持っている才能や実力を表す。

 

十干とは、「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の十個の要素となります。(クリック)
十干の読み方(音読み)は「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」「戊(ぼ)」「己(き)」「庚(こう)」「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」となります。
訓読みでは「甲(きのえ)」「乙(きのと)」「丙(ひのえ)」「丁(ひのと)」「戊(つちのえ)」「己(つちのと)」「庚(かのえ)」「辛(かのと)」「壬(みずのえ)」「癸(みずのと)」となります

木のグループ 甲(きのえ)
自然界で表すと、【大木・大樹】
曲がった事が嫌い
着実にまっすぐ成長する
人に使われるよりも人を使う立場で活かされる

木のグループ 乙(きのと)
自然界で表すと、【草花・ツタ】
柔らかいけれどたくましい
綺麗な花が咲かせられるように環境選びがポイント
仲間と共に進む

火のグループ 丙(ひのえ)
自然界で表すと、【太陽】
明るく裏表がない
いつもニコニコするために精神を鍛えること
基本は「与えたい」人
主役じゃないと嫌。賑やかなのが好き

火のグループ 丁(ひのと)
自然界で表すと、【月・ろうそくなどのともし火】
控えめで温厚
相手に合わせることができる(月の満ち欠けのように)
怒らせると怖い(どんな小さいな火でも火は火。ろうそくも倒れれば火事になる)
自己犠牲に注意

土のグループ 戊(つちのえ)
自然界で表すと、【山】
自分磨きを怠らないこと
人を惹きつける魅力を持っている
どんと構える
頑固にならないこと
火山(不満をためすぎると噴火する…

土のグループ 己(つちのと)
自然界で表すと、【田畑】
温厚でおっとり
教えたり、育てたりが得意
養分のある畑になること(勉強する)
耕す人の存在が大切(組む相手によって田畑の良さが左右される)
面倒見の良さ、母性がある

金のグループ 庚(かのえ)
自然界で表すと、【鉄・刀】
新しいものにも順応できる(鉄は熱いうちに打て)
固まると、信念を曲げない強さ
頑固、激しさ
スピード感が命
謙虚さを忘れないこと
挑戦すること(刀は磨かれないと役に立たない)

金のグループ 辛(かのと)
自然界で表すと、【宝石】
産まれながらに大切にされる存在
繊細、傷つきやすい
とにかく磨かれること(原石のままでは輝けない)
内面は超絶頑固
試練から逃げてはダメ

水のグループ 壬(みずのえ)
自然界で表すと、【海・大河】
包容力がある
チャレンジ精神に溢れる
ダイナミック
細かいことは気にせずおっとりと構えること
決壊、はん濫、津波のようになる前に、不満は解消すること

水のグループ 癸(みずのと)
自然界で表すと、【雨】
潤い→癒しを与える存在
慎重
勉強が大好き、知識が豊富
意外と激しい一面
優しさを強みに自分の役割を見極める

 

■比肩(ひけん)(相性良:偏印と食神)
比肩とは兄弟や身内、独立、活動といった星で、肩を並べるという意味があります。基本的に一度決めたことは最後までやり抜くという非常に強い自立心を持っています。誰かに指示されることなく目標に向かって突き進むのが特徴です。
努力すれば劣勢の状況下でも現状を打ち破るほどの実力を持っており、主張できるところはとことん主張するなど、自分自身のアピールに余念がありません。ただし、自分の手で目標を達成したいと思うあまり、なかなか人の意見を聞き入れないことも多々あります。
誰かとチームを組んでも一人で先行してしまうため、人間関係でトラブルを起こしてしまうこともあるでしょう。

■劫財(ごうざい)(相性良:印綬と傷官)
劫財は自分を高めることに余念がなく、血気盛んに行動する上昇志向の塊のような存在です。ただ、周囲の人間とトラブルを起こしたくないなど、紳士的かつ意外にも社交的な一面があります。単なる八方美人というというわけではなく、自分と関係がある人達を大切にする思いやりも持っています。
みんなのリーダー的な存在として自然と人望が集まりやすくなるのも特徴です。どの行動も自分を高める行動に繋がるのであれば積極的に行動を起こしますが、欲求が強くなると自滅する可能性があるでしょう。自分の行動を顧みて、控えめに行動することが大切です。
幸いにも劫財は感情を?き出して怒る回数が極端に少なく、他の誰かの意見によっては聞くだけの価値がある情報として積極的に吸収します。どんな状況でも前向きに行動することが重要になるでしょう。

■食神(しょくじん)(相性良:比肩と偏財)
食神は衣食住に恵まれている星であり、純粋で無邪気、天真爛漫という言葉が一番しっくりするでしょう。何をするにも非常にリラックスした応対で、あまりストレスを抱え込むことがありません。おおらかで細かいことを気にせず、常に心のゆとりがあるような状態です。また、食神特有の価値観として、誰よりも目立ちたいという思いがあります。世の中は目立ったものが勝つと言わんばかりに行動するため、人に自分のことを覚えてもらいたいという気持ちが強く表れるでしょう。
とはいえ、人から見れば非常にのんびりしていて逆にイラつかせてしまったり、自分自身もまったりしすぎて怠け癖が付いてしまったりすることがあるので注意が必要です。メリハリのある生活を意識すれば、しっかりとした計画性を持って動くことができます。

■傷官(しょうかん)(相性良:劫財と正財)
傷官は傍から見れば臆病だと思われるくらい、精神的に非常に敏感なのが特徴です。ちょっとしたことでもすぐに傷ついてしまうほど非常に繊細であり、つい相手がこう思ってるんじゃないかと勘ぐってしまうことが多くあります。
そんな傷官は非常に向上心が強く、論理的な思考を持っているので納得いかないことはとことん議論してでも決着をつけなければ気が済みません。
さらに直感力にも冴えているため、相手のちょっとした動作から細かく分析して何を考えているかも直感で理解できるとされています。
何かに縛られることも嫌いなので、何か才能を発揮できる職場が天職だと言えるでしょう。

■偏財(へんざい)(相性良:食神と偏官)
偏財は人付き合いが得意な社交家の一面があり、義理人情に厚いので人との付き合いを大切にします。偏財は人との付き合いを何よりも重要視するため、誰に対しても分け隔てなく接することから自然と人が集まりやすくなるでしょう。
ただし、独特の価値観から来る余裕の持ちようは魅力的ではありますが、、時に余裕を持ちすぎなところが玉にキズです。もちろん余裕を持つことはとてもいいですが、自分自身のお金の無駄遣いが多くなりやすいのでお金の管理は必要不可欠です。
義理も大切ですが、まずは先立つものの管理が重要です。

■正財(せいざい)(相性良:傷官と正官)
正財はまさに財を成すことに特化した星であり、非常に堅実なやり方で財を成すのが非常に得意です。必要以上にお金を使うことがなく、コツコツとお金を貯めることができるでしょう。とことん堅実なやり方を好み、将来起こり得る不測の事態に備えているので自立できた生活が送れるのもポイントです。
日常生活の中でいかにリスクが減らせるか、必要以上にお金を使わないようにするにはどうすればいいのかなどを常に考えています。しかし、地道に計画をコツコツと遂行するやり方を好むため、近道を嫌う傾向にあります。
融通が利かないところがあるため、人の意見に耳を傾けるのも大切です。

■偏官(へんかん)(相性良:偏財と偏印)
とにかくせっかちで何をするにも猪突猛進する性質を持っているのが偏官です。偏官は非常に短気なので、何か自分が気に入らないことがあるとすぐに怒るのが最大の欠点だと言えるでしょう。
何より考えるより行動が先に出てしまうため、計画を台無しにすることもしばしばあります。しかし、そのせっかちな行動が逆に功を奏することもあるため、積極的に行動する姿が周りの人を引っ張っていくことになるケースも珍しくありません。
また、計画を遂行させるためならどんなものでも使うのが偏官のやり方です。使えるものは何でも利用するため、上手く行かないことがあっても最終的に計画が成功すれば何も問題ないと考えています。

■正官(せいかん)(相性良:正財と印綬)
正官は正義を体現したような性格の持ち主で、悪事を決して許さない正義感の塊のような星です。その性格も非常に真面目で、計画をしっかり遂行するために丁寧な作業を行うなど責任感が強いことから、安心して仕事を任せることができるでしょう。
非常に几帳面なので一から計画を練って最初から最後まで計画的にこなさないと安心できません。さらに誰かに指示するのも上手で、言葉こそ力だと考えています。そんな正官ですが、少しでも失敗するようなことがあれば見苦しくも言い訳を繰り返すことが多くなります。
世間体を気にしている傾向にもあるため、信用を失うようなプライドは捨てましょう。

■偏印(へんいん)(相性良:比肩と偏官)
偏印はとにかく熱しやすく冷めやすく、束縛を嫌い、自由を好む星です。必要以上のことをしゃべらないので誤解されやすいですが、本当はこういうことがしたいなど、それを言葉にして伝える機会を失いやすいです。
さらに、『自分は何をやっても自然や運命を変えることはできないので、常に後悔しないようにしよう』と思っているため、後悔しないように行動することも多くあります。
後悔しない生き方をするのが大きな特徴であり、誰もが考えられなかった斬新なアイデアを思いつくなど発想力がずば抜けています。知的好奇心も強く、一度気になったことは納得するまでとことん調べるなど、思いもよらない行動を突然起こすので周囲の人に驚かれることもあるでしょう。

印綬(いんじゅ)(相性良:劫財と正官)
印綬はどの通変星よりも知識欲がすさまじく、自分で限界を決めないので学べることは気が済むまで学びつくします。
印綬は総じて観察眼に優れていますが、観察によって得た分析は相手を批判してぐうの音も出ないほどに言い負かすことを目的としています。
意地が悪いわけでも悪気があるわけでもなく、これが印綬の人の特徴なので仕方がないと言えるでしょう。
ただ、印綬自身はチャンスを逃しやすく、時折人間関係に悩むことももあります。何よりも知識をどん欲に学ぶことこそが生きがいでもあるので、その知識が活かせる場面であれば大活躍できるかもしれません。

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