法令線

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法令線

「法令」と云うのは、小鼻脇から口の両側に流れているシワのことを云います。
洋の東西を問わず、或る程度の年齢になると誰にでも見受けられる代表的な「顔の紋理」と云えます。どちらかと云うと女性より男性に出現しやすいようですが、近年では女性でもクッキリとした法令が刻まれている人を見ることは少なくありません。
「法令」とは元々「法律と命令」の意で、本人の意向に対し周りがどれだけ従ってくれるかを表したシワであると云えられています。
別名「寿帯」とも呼ばれ、長命であるかどうかを知るポイントの一つとされています。

・法令は仕事をみるときの中心になります。　
仕事がおもしろいと白く光ります。( 左の絵 )業績不振は茶色の法令です。
サラリーマンがいやいや働いていると茶色の法令です。
専業主婦の場合、夫の仕事ぶりに満足していると妻自身の法令が美色です。

・法令は、自分のテリトリーを守る縄張りの線です。くっきり、ハッキリあると人に厳しく、自分の仕事にも厳しいのです。
法令がないと他人の責任を追及しないので、優しい人だと思われますが、約束が守れない、喧嘩ができない、努力しない人です。　法令があると頑張る人です。

・ほうれい線が明瞭にくっきり出ている人は、仕事がキッチリとできる人です。仕事運がいいので天職に就き、やりがいのある仕事に携わることができます。

・ぼやっとハッキリしないほうれい線は（30代くらいまでは皆ぼんやりと不明瞭なのです）40代になってもぼやっとハッキリしない出方をしている人は、ふわふわしていて責任感があまりなく楽しく生きている人かもしれません。

・法令がない人は、まだ生活基盤ができていません。

・法令線は、深くしっかり刻まれていると仕事に対しては熱心ですが、頬がこけて法令線だけが目立つようになると情も薄くなり、他人に厳しすぎてトラブルが起きたり、対人関係が円滑にいかないことが目立つようになります。何事もバランスが大事で、法令線は薄いよりは濃い方がいいですが、極端に目立ちすぎないのが吉相になります。

 

 

 

0　長いほうれい線

ほうれい線の平均的な長さは、口角まで届く位までです。ほうれい線が長く伸びて下に流れ、あごの方向までに向かっていると、長寿の相です。運勢が良く、職業や家庭に恵まれる。さらに耳が厚くて長いとより長生きとなる相となります。

 

1　短いほうれい線

短く出ているほうれい線は、短命の相とされています。
不摂生な生活習慣を改め、規則正しい生活を送るようにしていけば、寿命も変化していきます。
長寿となる為には、物事に一喜一憂せず、ゆったりとした心を保てれば、ほうれい線も伸びていきます。

 

2　幅広いほうれい線

ほうれい線が幅広く、伸びているのは、強運の相です。
後輩の面倒を良く見る親分肌の所があり、リーダーの気質を備えています。
仕事運もいいので、他の顔とのバランスが良ければ、事業をすることで、かなりの利益が期待でしょう。

 

3　狭いほうれい線

口周りを囲むほうれい線の面積が狭い場合、その相の持ち主は倹約家です。
鼻の穴が小さく目立たない、耳の穴も小さいと言った特徴があると、よりその傾向が高まります。
お金持ちであっても、狭いほうれい線の持ち主は、生活は質素です。
また、何故か狭い家に住んでいる人が多い傾向があります。

 

4　頬へ流れるほうれい線

頬の方へ、末広がりに伸びるほうれい線の持ち主は、強運の相です。
バイタリティーがあり積極的で仕事運がとても良いです。
鼻が大きくて丸い、小鼻が張っているなどの特徴があると、よりバイタリティーも高まります。
交際範囲が広く、協力者が沢山います。
年を重ねるにつれて、更に楽しい人生を送る運勢を持っています。

 

5　口の中へ流れるほうれい線

ほうれい線の先端が、口の中に入るのは貧困の相とされます。
法令の先端が口角部分へと流れ込むように入っているのは、｢餓死する人の相｣と嫌われてきました。現在は胃がんなど消化器系の疾患から食べ物を受け付けなくなってしまうケースもあります。
この相は年を重ねてから金銭に恵まれなくなったり、不摂生な生活によって健康を害する怖れもあります。
またこのほうれい線の持ち主は、散財しやすい傾向があります。晩年期の家庭運は良いとは言えず、さびしい家庭生活を送ることになりやすい特徴が見受けられます。
貯蓄や堅実さを念頭に活動すれば、ほうれい線の流れも変わってきますので人生を良い方向へ変えていってください。

 

6　切れ目のあるほうれい線

ほうれい線に切れ目があるのは、仕事運が良くない相と言われています。
様々な不平不満から、転職を重ねてしまう傾向があります。
ほうれい線の長さが、左右異なっているとその傾向が強くなります。
仕事に対する粘り強さを、身に着け、仕事運を変えていきましょう。

 

7　傷やほくろのあるほうれい線

人相学におけるほうれい線は、人体に置き換えると足の位置に該当します。
この位置にほくろや傷があると、足の怪我や病に患う暗示があります。
腰痛や、事故による骨折、または痛風に悩みやすい傾向があります。
ストレッチやスポーツなどで足腰を鍛えて、運勢も改善していきます。

その他特徴的な法令線

・長い法令の途中から線(シワ)が二分している相を観ることがあります。
この場合、左右とも分かれているのは大きく二分する法令であるのが特徴です。
片方だけ小さく二分しているのは、この相として取りません。大きく二分しているのは、二つの仕事を兼業して生きていく人の相で、その二つともに成功して社会的な地位や名誉を得ていくのが特徴と云えます。また、同時に｢二親に縁を持つ人の相｣でもあって、生みの親とは別に、育ての親とか、長年に及ぶ親代わりの人物とかがいて、本人に対して強い影響を及ぼしていることを暗示している相です。

・片方の法令が深くハッキリとしているのに、もう一方の法令が判然としていない人を時折見かけます。完全にない場合もあれば、あるけれども極端に薄れている場合、弱々しく途切れている場合などがあります。いずれにしても、片側が欠けている法令は、その人の社会的立場や地位が不安定で長続きしにくい特徴が見受けられます。運命的な変化が激しく、仕事が大きく変わったり、トップの座から引き摺り降ろされたりします。部下・後輩の運も良いとは言えません。また、健康面では片足に支障が出やすい相で、半身不随になるなど、晩年は特に要注意と云えるでしょう。

女性の右の法令は本業、左の法令は副業です。
男性の左の法令は本業、右の法令は副業です。

・法令に吹き出物が出来た場合

女性の右の法令にある場合
1)　男性の部下とトラブル(男性は女性の部下と)
2)　仕事の入金トラブル・・・自営の人は心づもりが要ります
3)　足をケガする