その他特徴的な手相
旅行線(海外で活躍できる線)
生命線から枝分かれして伸びる線が旅行線で、この線が長くはっきりと伸びている人ほど、旅行や移住など長距離移動を通じて運が開けていくと言われています。
旅行線は、生命線から下部あたりから、月丘へと伸びる線です。
月丘と呼ばれる小指付け根の下に広がる手のひらの肉が付いた部分で、手相において月丘は「生まれ育った土地から離れた場所」を意味します。
生命線から、月丘に向かって伸びる線があれば、生まれ育った場所から遠く離れて、つまり海外に行って生活や仕事をした方が、運が開きやすいと言われています。
旅行線が濃い人、より長い人ほど、海外に向いており、海外でこそ活躍できます。
旅行線が薄い人や、そもそも旅行線がない人もいますが、そういう人は海外に出ない方がいいというわけではありません。
そもそも海外に来てもあまり遠くに来たと感じない人には、この旅行線が現れないそうです。
かといって、その人が海外に向いていないというわけではないので、旅行線がなくても海外に出ることはなにも問題ではありません。
ただし、旅行線が薄かったり、現れていないときに、長期の旅行はあまりおすすめされません。
生命線と感情線の起点が離れている人がいます。手相占いにおいてはこれを「離れ型」と呼びます。この離れ型の人の特徴として、大胆で行動的であることが挙げられます。海外で生きていくうえで、もっとも大切なことは行動力です。
積極的に動くことができる人こそ海外で活躍できるのであり、この離れ型を持つ人は海外で活躍できる人であると言われます。
占師になれる手相
・「神秘十字」がある……霊感が強い
神秘十字とは、感情線と知能線の間に出る十字架のことで、神秘的なものに惹かれる人や霊感が強い人にあらわれる線です。神秘十字がある人は、スピリチュアルなこと全般に適性があるため、占い師を志せば水を得た魚のように活躍できそう。また、神秘十字が複数ある場合、神がかった霊感がひらめくことも。「お告げ」で、行列ができる人気占い師になれるかもしれません。
・「ソロモンの環」がある……アドバイザーの適性
ソロモンの環とは、人差し指のつけ根を囲むようにあらわれる半円状の線のこと。この線が出ている人は、洞察力と理解力に優れているため、相談ごとに対して見当違いをしません。悩みの原因をズバリ突き止め、解決できるよう導いてあげることができます。占い師のほか、ヒーラーやカウンセラーとしても適性があるでし
・「直感線」がある……予知能力がある
直感線とは、小指下から手首上のふくらみにかけて弓状に伸びる線のことで、直感が強い人にあらわれます。直感線を持つ人は、本質を感じ取る力があるため、初対面でも相手の人柄や問題点がわかってしまうことが。ときには、予知能力としか思えないようなヒラメキが降りてくることもあるでしょう。直感で未来を占うタロットなどを専門にするとよさそうです。
・「運命線」が手首上から伸びている……先祖とのつながりが濃厚
手首上のふくらみは「地丘」といって、あの世との関連が深い場所とされています。この地丘からクッキリとした運命線(中指に向かう線)が伸びている人は霊感が強いうえ、ご先祖の守護が厚く、何かと護られる経験が多くなります。占い師は、基本的に個人商売のため、ときに危険と隣り合わせのこともありますが、トラブルを事前に防ぐことができるでしょう。
・「金星丘に網模様」がある……心優しい
親指つけ根のふくらみを「金星丘」といいます。ここに縦横の線がたくさん入っていて、網模様のようになっている人は、他人の痛みを我がことのように感じられる、心の優しい人。思いやりがあるので、相談者の気持ちに寄り添い、あたたかな言葉をかけてあげることができます。この手相の持ち主は、対面鑑定に向いています。
・指の関節が目立つ人は、物質的な事柄より精神性を重んじる上、研究熱心でもあるので、占い師向き。
・指先が丸い人」も順応性があるため、占い師としてうまくやっていけるでしょう。
・結婚線と頭脳線がつながっている。
造形線といい、これはモノを作り出す才能が成長してきたことを示しており、文学、絵画、手芸、書道、生け花、舞踏など、造形技術を持った人によく見られます。趣味の教室を開いても成功する人です。それにもしその線がきちんと結びついたら、それは後天的なマスカケ線といいまさに今述べた分野で、自分自身の努力で精神的弱点を克服し、人からも信頼され、中心的存在になっていくことを示しています。