五行について

五行は常に木→火→土→金→水という一方向に進んでいきます。

:全ての物を成長させる「暖かい気」を意味する。季節は。植物の樹と木製品を指す(2月・3月)
:全ての物を旺盛にする「暑い気」を意味。季節は。炎、燃える火、明るく輝く光(5月・6月)
「湿った気」を意味。季節の中間にある土用にあたる。土と全ての物を育て腐敗させる(1.4.7.10月)
:植物の実がなる「涼しい気」。季節は。金属、鉱物製品を指す。(8月・9月)
:全てのものがじっと春を待つ「寒い気」。季節は。水と液体状のものを指す。(11月・12月)

相生関係
木生火(木が火を生む) 木をこすると火が生じ、木が燃えて火になる
火生土(火が土を生む) 火は木を燃やし、灰(土)を生じる
土生金(土が金を生む) 土の中から鉱物(金属)が採掘される
金生水(金が水を生む) 岩石の割れ目や地層のすきまに地下水がある(諸説あり)
水生木(水が木を生む) 水が草木を生長させる。

と表現できます。
つまりこの「五行」の中には、木→火→土→金→水という流れが生じており、お互いがスムーズに補い合っているのです。この関係こそが「相生」であって、「火」にとっての「木」、「金」にとっての「土」などは自分を助けてくれる最良の存在といえます。

受動的にしていても恩恵を与えてもらえる「親」のような存在となり、この恩恵を与えてもらえる「星」を自分にとっての「親星」と呼びます。逆に「木」にとっての「火」、「土」にとっての「金」は自分が助ける側にまわりますが、相手が助けられることによって間接的に恩恵を受けることができます。

能動的に恩恵を与え、やがて帰ってくるという「子」のような存在と言いあらわすことができ、この自らが恩恵を与える対象の「星」を「子星」と呼んで、どちらもあなたにとって強力な運気を与えてくれる「星」となります。

相剋(悪い相性)について 「相剋」とは簡単にいえば、支配する側と支配される側の関係性です。

水は火を剋する 水は火を消す
火は金を剋する 火は金属を溶かす
金は木を剋する 金属(刀)は木を切る
木は土を剋する 木は土の養分をすう
土は水を剋する 土は水を濁

つまり、「五行」には「土」にとっての「木」、「水」にとっての「火」などのように悪い影響を及ぼす“いじめっこ”のような存在と、「木」にとっての「土」、「火」にとっての「水」のような“いじめたくなる”ような存在の2つの悪い関係も生じさせ、これが「相剋」の関係であって、あなたの運気を低下させる存在となります。

(剋す)支配したい 木 火 土 金 水
  支配されやすい 土 金 水 木 火
基本的には相性が良くないとされる相剋の関係性。

しかし「男性が女性を剋す(支配する)」といった場合、男性が尽くされたい人で、女性が尽くしたいタイプなら相性が合うという考え方もできます。

ただし、あまり良くないのが「女性が男性を剋す(支配する)」という場合です。

女性(支配する側)  木 火 土 金 水
男性(支配される側) 土 金 水 木 火
その人の好みにもよりますが、女性が金の人で男性が木であるなど、女性が男性を支配するという関係性は四柱推命の五行ではあまり良くない相性だとされているのです。

五行の比和

生気(大吉)
周囲からの援助や引き立てを得て大きく躍進する方位

退気(吉)
自分が努力したり、周囲の人に尽くすことによって幸運を得る方位

比和(中吉)
同じような立場の人と共同作業をすることで事を成し遂げる方位「土」の人にとっての「土」、「金」の人にとっての「金」といった、同じ「五行」同士の関係を「比和」と呼ぶのですが、性質が同じであるため相手を邪魔することはない反面、助けることもないといった関係となります。

しかし、「比和」の関係にあたる環境に身を置いたり、あなたにとって「比和」にあたる人と大きく関わったりすると、自分自身のもつ本来の性質を高めるといった効果を発揮しますので、「相生」ほどのパワーはないものの運気を高める存在と考えることができるのです。

しかし、「比和」の関係が成り立つのは、たとえば「土」どうしであっても、「五黄土星」と「八白土星」のように「九星」が異なる場合であって、「五黄土星」と「五黄土星」や「一白水星」と「一白水星」のように全く同じ「九星」の場合は「比和」のような吉関係ではなく、良い面も悪い面も存在する「中立」の関係となりますので、この2つは分けて考える必要があります。

九星気学で悪い相性は、相剋(そうこく)と呼ばれる関係のことになります。
相克の関係には、殺気(さっき)と死気(しき)の2種類あります。
殺気の関係は、あなたが相手から悪い影響を受けてしまいます
あなたにとって、被害を受ける相手と言えるでしょう。

例えば
三碧木星と殺気の関係は、六白金星・七赤金星で大凶です。
死気の関係は、あなたが相手に悪影響を与えてしまいます。
あなたが、相手に何らかの被害を及ぼす関係と言えるでしょう。

三碧木星と死気の関係は、二黒土星・五黄土星・八白土星で凶になります。

★凶方位
死気(小凶)
自分の言動が原因で周囲に害をもたらし、周囲から誤解をされてしまう方位

殺気(凶)
周囲の人や環境のせいで、窮屈な思いをし、能力を発揮出来ない方位

・九星の本命は漢数字が九から一へと逆行していく。
・九星は本来九精であり、星座とは全く違う。

五行の相生と相剋
◎→自分から見て大吉 (生気 援助を受けて福を得る)
○→自分から見て小吉(退気 人に尽くして福を得る)
△→自分から見て注意(死気 相手を傷める)
×→自分から見て凶(殺気 相手から傷つけられる)

気学相性表

五行の特性

「木」の特性

「樹木」の持つ真っ直ぐに成長する姿や一本気な性質、そして上昇志向が強く頑張り屋でプライドが高いという点と「草花」のように優しく控えめでありながらも自分を忘れないという性質。 これらが「木」の性質です。 季節で言うと春、五徳は仁(愛情・思いやり・人のために尽くす)

・「春」と「朝」。
・芽吹きと成長のエネルギーで、拡張し上昇する「陽」の性質を持っています。
・春になると、芽が出てどんどん上へ上へ伸びていこうとします。
・方向性を定めながら、障害を阻みながら自由を求めて成長する、そんなエネルギーを象徴しています。
・臓器の五行では、「肝臓と胆嚢」。
・「肝」は栄養である血を蓄えて全身に供給したり解毒したり、気や血の流れをスムーズにする役割です。(気血の循環)
・気の流れが悪くなると「気滞」という状態になり、頭痛や便秘、不満を持ちやすく情緒不安定になります。
・「肝」の働きがスムーズだと、決断力、行動力、勇気と冒険心に溢れ、リーダーシップを発揮できます。
・「肝」の働きが滞ると、イライラ、緊張、不眠、ストレス、情緒不安定、更年期障害、疲れ目、自律神経障害、耳鳴り、貧血、手足のしびれ、生理不順、生理痛に。
・ノルマに追われるストレス社会は、「肝」を酷使していると言えます。
・また、視力や爪も関係しています。
・「胆」は決断を司り、気血の循環を促進する「肝」を助けます。
・味の五行では「酸味」「柑橘系」、酸味は「肝」を養い、柑橘系がストレスを開放します。
・感情の五行では「怒」、おこると「気」はカーッと逆上(上昇)します。
・長続きしない、転職癖、無気力、やりたいことができず身動きが取れないイライラ状態の時は、「木」のエネルギーが乱れています。
・ラッキーカラーは、緑、黄緑、青。
・ラッキーアイテムは、まっすぐな形、一直線のもの、観葉植物、木製品など。

「火」の特性

・「火」は、1日に例えると「正午」、四季に例えると「夏」です。
・「火」はイメージ通り、活発に拡張して広がります。
・「木」で成長した花が「咲く」、最も勢いのある最盛期のエネルギーです。
・「木」の時期に方向付けした道を、具現化させる時期でもあります。
・臓器の五行は、「心臓」「小腸」です。
・「心」は、火のように他の臓器を温め、血液を循環させ、栄養を運びます。
・また感情と繋がり、大脳との関わりで意識や思考をコントロールし、味覚を正常に保つ働きもあります。
・「心」の働きがスムーズだと、創造力、表現力に富み、チャーミングで深い愛情を受け取り、人にも与えます。
・「心」の働きがに滞ると、さみしさ、苛立ち、悲観的、感情のアップダウンが激しくなります。
・「小腸」は胃から運ばれてきた食べ物を消化し、清(栄養を運ぶ)と濁(不要分は排泄)に分けます。
・味の五行は「苦」、大地が焦がされる夏は苦味が助けてくれます。(ピーマン、ゴーヤなど)
・感情は「喜」、 自分が心から満足できること、アイデンティティと深くかかわります。
・「火」は心から満足できる何かを認識させてくれます。
・心から満足できる喜びは、自分の欲求が満たされたときに感じる力の源です。
・人間関係のトラブルや借金、事故などどんどんやる気がなくなる時は、「火」のエネルギーが乱れています。
・ラッキーカラーは、赤、ピンク、紫。
・ラッキーアイテムは、三角形やとがった形のもの、太陽の光、照明、キャンドルなど。

「土」の特性

・「木」で芽吹いた目標が成長し(上昇のエネルギー)、「火」で情熱をもって行動し花を咲かせ(活発、拡散のエネルギー)、「土」で形(実)となる(下降のエネルギー)。
・「土」のエネルギーは、形を作ったり変容し維持するエネルギーです。
・季節に例えると、安定して下降する晩夏、1日でいうと「午後」です。
・臓器の五行は「脾臓」「胃」。
・「脾臓」は、消化と栄養の運搬をします。
・食べ物や飲み物から得た栄養を生命エネルギーへと変容させ、蓄え、維持する変容のエネルギーで、筋肉や皮下の組織を養います。
・「脾臓」の働きがスムーズだと、食べ物、知識の消化吸収がスムーズで、身体やエネルギーを効率よく作ります。
・「脾臓」の働きが滞ると、理解できない、考えすぎてしまう、集中力が低下、本来の目的を忘れ腑に落ちない状態になります。
・「胃」は食べ物を取り入れ、消化吸収し、小腸に送ります。
・味の五行は「甘」、湿気を好む脾臓は甘味で水分を蓄えます。(穀物などの甘味、砂糖は腎臓に悪影響)
・感情は「淋」。
・「土」は「陰」の性質で、観念や情報収集、記憶、分析、吸収と関わっています。
・頭を使いすぎると土のパワーが弱くなり甘いものが欲しくなります。
・「土」は、プラスに働くと思慮深く、相手を受け入れ思いやりをもって相手を援助し、滋養を与えます。
・「土」の気のバランスが崩れると、集中力に欠け、考え過ぎて胃を痛めたり、過度の依存心や過保護、相手に強く求めることも。
・家庭不和、生活困難、混乱、依存、食欲不振、ストレスからくる大食い(食の乱れ)、消化不良の時は「土」のバランスが崩れている体からのサインです。
・ラッキーカラーは、黄、茶、ベージュ。
・ラッキーアイテムは、陶器、磁気、レンガ、粘土製品など。

「金」の特性

・金は土が凝固して純化されてできますが、「金」のエネルギーも凝縮して一つにまとまる純度の高いエネルギーです。
・中央に向かって集まる・・・ということで内省の時期でもあります。
・1日で言うと「夕方」、季節は「秋」。
・臓器の五行は、「肺」「大腸」。
・「肺」は、呼吸(気)を調節し、気を張り巡らせます。
・外からのエネルギーを取り入れたり、体内の汚れたエネルギーを吐き出します。
・皮膚、汗腺、毛穴、鼻や喉の呼吸器官を含めてバリアを張る役割があり、熱を発散し、体温の調節をします。
・「肺」の働きがスムーズだと、気を上手く体内に取り入れ、巡らせることができ、外からの邪気の侵入を防いでくれます。
・「肺」の働きが滞ると、気持ちがふさぎ込み、ネガティブな感情が堂々巡りします。
・他人との接触がうっとうしく、孤立感を高め、自分の殻にこもり、他人を傷つけ、自分も傷つき悲観的になります。
・「大腸」は、余分な脂肪分や糖分を運搬するパイプ役です。
・味の五行は「辛」、パソコン(金)の普及でIT社会の現代だからこそ、激辛などの辛いものが流行っています。
・感情は「悲」。
・外界と自分自身、人間関係のつかず離れずの距離感がテーマ。
・「金」のエネルギーがプラスに働くときは、周りと調和がとれ、対話が得られて秩序が保たれますが、エネルギーが崩れると外から影響されたり、傷つきやすくなります。
・浪費、享楽的、アルコール依存、自己評価が低い心配性、神経質、風邪をひきやすい、鼻炎、アレルギー、花粉症、アトピーなどの不調は、「金」が乱れています。
・ラッキーカラーは、金、銀、白。
・ラッキーアイテムは、金属製のもの、貴金属、クリスタル、機械製品など。

「水」の特性

・水は漂う源のエネルギー、最も本質的なエネルギーで、生命の源として内側にあらゆる潜在的可能性を秘めています。
・1日で言うと「夜」、季節は「冬」。
・臓器の五行は「腎臓」「膀胱」。
・「腎臓」は体液(水分)の調整を司っています。
・血液から余分な体液や老廃物を取り除く機能を持ち、 成長の関わり、骨や歯、生殖器官、耳にも関連しています。
・「腎」の働きがスムーズだと、気力がみなぎり、身体も元気に満ちて、活動的、想像力に満ちています。
・「腎」の働きが滞ると、気力が低下して何事にも弱腰になり、途端に老化が進みます。
・「膀胱」は尿を貯蔵し排泄します。
・味の五行は「塩辛」。
・感情は「恐」。
・「水」のエネルギーがプラスに働くときは、自分で運命を切り開く、自己実現をする精神的エネルギーに満ちています。
・「水」のバランスが崩れると、無気力、虚脱感、自信喪失不安感などが湧き上がり、不安が強くなりすぎると喜びや愛情が欠けてきます。
・ 老廃物の代謝が悪い、冷え性、過労、老化、むくみ、生命エネルギーの低下、抜け毛、白髪などの症状が現れたら、「水」のバランスが乱れています。
・ラッキーカラーは、濃い青、黒、ダークグレー。
・ラッキーアイテムは、ミネラルウォーター、ガラス製品、水槽など。

覚え方

数字の順番ではなく、方位から覚える
☆九星気学も、 一白水星~九紫火星の順番に覚えるのは非効率
☆南を表す「九紫火星」と北を表す「一白水星」と覚える
*南と北は、熱いと寒いという対極
*火星は九紫火星、水星も一白水星しかない
☆東を表す「三碧木星」と東南を表す「四緑木星」
*両方とも木星で、緑を表しているのでイメージしやすい
☆「六白金星」と「七赤金星」
*両方とも、お金のことだと思う
☆「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」の土星シリーズ
*土は土でも、三種類の土があるんだぞ覚える
九紫火星(きゅうしかせい)は、南で、火だから、派手好き
☆九紫火星は、南の方位にある
*時刻も、午の刻なので、午11時から午後1時まで
*太陽が照りつけていて、熱い
*八卦では「離(火)」が対応している
*八卦において、離は、派手好きな女性を表す
☆二次象意(一次象意から出たイメージ)
*九紫火星の場合の一次象意は、南、離(火)、中女(派手)だった
*二次象意は、 一次象意を元にしたインスピレーション
*占い師ごとに違うものが、二次象意にこれだという一つの正解はない
☆石井流の九紫火星の二次象意
*火は文明の象徴で、パッと頭の上で豆電球が光るようなイメージがある
(頭脳明晰、先見の明がある、発明が得意)
*火はついたり消えたりするので、気分にもムラがある
(燃える炎のような激しさと火が消えたように静かになることもある)
*負けず嫌いで、自己顕示欲も強い
*派手だということ(地道な作業は苦手、事務仕事は苦手)
*人を見た目で判断するため、イケメン好き、美女好き
*適職としては、縁の下の力持ちの仕事は向かない(人前に出る仕事全般が良い)
(美に関する仕事もいいとされ、スタィリスト、美容師、モデルといった職業)

 

一白水星(いっぱくすいせい)の方位は北
☆北は寒い、時刻も夜の23時から1時で寒い時間帯、季節も冬を表す
☆八卦では坎(かん)中男を表す
*長男は積極的に自分から動き回っていている
*中男はグレて水商売をしてしまぃ、
*三男は、動かずじっとしているのが八卦の象意
☆一白水星の一次象意
*九星気学では、中男の意味に、「北」の意味が重なる
*性格は、「暗い」というイメージがつきまとう
*家庭環境が暗くなります
*一白水星は、暗くて無言のイメージ
☆一白水星の二次象意
*九紫火星がパッとひらめくのに対して、 一白水星は計画的
*九紫火星が派手なのに対して、 一白水星は孤独
*孤独だが、中男なのでコミュニケーション能力が高い
*辛い環境に置かれても、頑張って順応し、「苦労に強い」
*環境適応力はとても高い
☆適職
*哲学者、文学家、芸術家などのひとりでこもっする仕事が向く
*漁師、料理人など水を使う仕事がいい

三碧木星(さんぴきもくせい)
☆三碧木星の一次象意
*東の場所を表し、太陽が東から昇り、新しいことが始まる事を意味する
*季節も春なので新しい一年が始まり
*朝五時から七時までを表しているので、新しい一日が始まり
☆八卦は「震」で、雷を表す
*雷は、動くものの象徴とされています
*家族では、長男を表す
☆三碧木星の二次象意
*春・一日の活動が始まるイメージ
*落ち着きがないという点が弱点
*次から次へと興味が移るので、飽きっぽい性格
*雷の一次象意
*短気で怒りっぽい反面、雷がすぐに収まるのでさっぱりした性格
*春の陽気ということから、ほがらかです
☆適職
*新しいことを求めている、新聞記者などのマスコミ関係
*電気を使う、音楽の仕事、コンピューター等、電気機器関連の仕事が向いている
*声優、アナウンサーなど、声を出す仕事
*雷鳴が轟くというところから、向いている
四緑木星(よんりょくもくせい)概ね三碧木星と同じ
☆四緑木星の一次象意
*南東、巽の方角を表し、さわやかな風がイメージされます
*風水では、南東の玄関が一番良いとされている
(南東からの風が一番いい)
☆三碧木星、四緑木星、九紫火星の人は、早くから成功できる
*太陽が昇る場所が、東、南東、南だからです
*人生の早い段階で、日が当たる場所に行けるというわけです
☆長女なので、しっかりもの
*人当たりもよく、皆から好かれ、おとなしく、お嫁さんタイプ
*決断力に欠けるため、迷いやすく、チャンスを逃しがち

「六白金星」(ろっぱくきんせい)
☆「六白金星」と「七赤金星」をセットで覚える
*両方とも「お金」に関係しているから
☆六白金星
*方位は北西、八卦は「乾(けん)」、家族はお父さん、色は白と金
☆父なので、厳格なイメージ
☆八卦の乾はイコール天
*高い、尊い、威厳がある、支配者、リーダー、王様のイメージ
☆二次象意
*「厳格な父」から派生した意味が強い
*「品位、風格があり、人の上に立つ気質の人」
*権力と名声を追い求めるタイプ
*小金持ちより、大金持ちを目指していくタイプ
*人に使われるのが嫌
(政治家、独立して経営者、作家。芸能人に向く)
「七赤金星(しちせききんせい)」
☆方位は西(太陽が西に沈むときに、赤く染まる赤が七赤金星の赤)
☆八卦では「兌(だ)」、家族では、三女を表す
*兌は、悦ぶという意味もあり、話す意味もある
*三女は、ぺちゃくちゃおしゃべりをする意味
☆色は、赤、白、金を表す
☆二次象意
*言葉が巧みな社交家というイメージ
*「兌」は喜びを表すので、人生を楽しく過ごす才能を持つ
*明るくて、愛嬌があり、親しみやすい人です
*職業は、しやべる仕事であるアナウンサー、声優
*「兌」は飲食業を表すので、飲食業全般に向いている

 

☆三つは、土星シリーズ「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」
☆麻雀のリャン・ウー・パー
☆土は土でも、三種類の土があると理解する
*二黒土星は、「坤(地)」大地の黒い土
*五黄土星は、中国大陸の真ん中の黄土の黄色い土
*八白土星は、「艮(ごん)山」山の白い土

二黒土星(にこくどせい)
☆八卦は「坤(こん)」
*牝馬を表していて、「後からついていくことが吉」が「坤」
*家族で言えば、お母さんで、家庭を守るのがお母さん
*「保守的な専業主婦」が、二黒土星のイメージ
☆方位は南西で、色は黒と黄色だが、主に黒
☆二次象意
*おとなしく見えるが、実は芯が強い人
*真面目で従順に従う人で、家庭はしっかり守る人
*坤は大地を表していて、大地は万物を「育成」する
(「教師」に向いている)
五黄土星(ごうおうどせい)
☆五黄土星は、八卦の象意はない
☆定位図では真ん中に位置しているのが「五」
*良くも悪くも、真ん中なので、中心人物
*「帝王」を表すのが、五黄土星
*「大統領からマフィアのボスまで」が、五黄土星
☆方位も、真ん中なので、対応している方位がない
☆五黄土星のイメージ
*自分を中心とし、すべてのものを腐敗させて土に戻す「悪の親玉」
*真ん中から万物を育て、天地の気の流れを循環させるとい「正義の帝王」
☆二次象意
*首領なので、知能が高く、行動力もあり、持久力にも優れる
*人に使われるのが嫌いなので、独立起業家に向いている
*父を意味する「六白金星」に、意味が似ている
*闘争心を発揮できる、政治家、スポーッ選手などが向いている
八白土星(はっぱくどせい)
☆八卦で「艮」を表し、家族で言えば、三男
☆動かざること山の如しで、動かないイメージ
*長男は動き回って失敗ばかり
*次男はたちの悪い水商売に走る
*それを見ていた三男は、家でじっとしている
*「艮は止まるなり」と言われ止まるのが艮
☆艮は万物の終わりを表している
*中止、停止、引退、閉店、廃業を表す
☆色は、白と黄色(サンドベージュ)を表す
*八白の白と、土の黄色
☆方角は北東、鬼門だが、悪い方位というイメージはない
☆二次象意
*山は動かないので、融通が利かない性格
*頑固でマイペース、自分のほうから変わることがない
*協調性に欠ける傾向があるので、人間関係があまり好きではない
☆適職
*真面目でお堅い仕事が合っている
v*公務員、不動産業など、堅いイメージの仕事

 

九星のイメージ

九星の色
☆ 一白と六白と八白が白
☆三碧木星と四緑木星はともに緑
(三碧は、「あおい」で、緑でもあるようなイメージ)
☆九紫火星は紫
☆二黒土星は黒、五黄土星は黄色
☆七赤金星は赤
*色はほかの九星とかぶらない
*一白と六白と八白が、白でかぶっている
☆白の色の違い
*一白水星は、坎(水)を表しているので、透明な水の「白」
*六白金星は、プラチナ(白金)の白であり、貴金属のイメージ
*八白土星は、艮(山)を表すので、白い砂が、運ばれて山に積まれたイメージ
九星の星座
☆火星は一つだけしかなく、九紫火星
☆水星も、 一白水星しかない
☆木星は、三碧木星と四緑木星の二つ
☆金星は、六白金星と七赤金星の二つ
☆土星が、二黒土星、五黄土星、八白土星の三つ
九星での運命
☆火と水は早熟型
☆金と土は大器晩成型

五行のバランス

自星(じせい)というのは自分の五行で自分自身のパワーを表します。(木)
自発的なので、企画したり、創造するのが得意です。
●泄星(ろうせい)というのは生ずる五行で表現力を表します。(火)
●財星(ざいせい)というのは剋する五行で社交性を表します。(土)
●官星(かんせい)というのは剋される五行で管理力を表します。(金)
●印星(いんせい)というのは生ぜられる五行で頭脳を表します。(水)

二生の関係とは

三碧木星・六白金星・九紫火星・八白土星のグループ。

四緑木星・七赤金星・一白水星・二黒土星のグループ。

これらの星は前世、先天的なつながり、深い関係性があります。

九星には相星がありますが、仕事をするときは、一見相剋の関係も含まれるこれらのグループで分けることにより、良い流れを作ることが出来ます。

五黄土星は男性が八白土星、女性は二黒土星でみてください。

 

 

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